天暦9月7日(陽暦9月30日)、教会本部の礼拝堂で、米国・統一神学校(UTS)の名誉博士学位授与式が行われました。
鴨野守広報局長の司会で始まった授与式は、全体で天一国の歌を斉唱、佐野邦雄家庭教育局長が報告祈祷を捧げ、UTSの様子やUTS卒業式における文鮮明師のスピーチをまとめた映像が上映されました。
続いて、受賞する宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長、徳野英治・日本統一教会会長、李基萬・本部長、及び米国を代表する金起勲・北米大陸会長、マイケル・バルコム世界平和統一家庭連合米国会長、リチャード・パンサーUTS総長が登壇。まず、バルコム米国会長(UTS理事長)が、「UTSは真の父母様(文鮮明師ご夫妻)が米国で最初に設立された機関です。設立当初、お父様(文鮮明師)は毎日UTSを訪ねて祈り、神様の心情をどのようにしたら知ることが出来るか教えてくださいました」と述べ、文師ご夫妻に対する感謝の意と、受賞する3人に対する「名誉博士号推薦の辞」を述べました。
それを受け、パンサーUTS総長が、日本の教会員の精誠に感謝の意を表した後、受賞者3人にそれぞれUTS名誉神学博士号を授与しました。
祝辞を述べた金・北米大陸会長は、受賞した3人の功績を称え、その後、宋総会長の娘夫婦が祝歌として、マイケル・ジャクソンの名曲「Heal The World」(ヒール・ザ・ワールド)を歌いました。
受賞者スピーチの中で、宋総会長は、「UTSは真の父母様によって設立された世界最高の教育機関です。統一教会の指導者はUTSで教育を受け、世界的な指導者になるべきです」と述べました。
続いて徳野会長は、UTS卒業後、UTSに行かせて下さった文師ご夫妻への感謝の手紙に関する証をしながら、UTSで学んだ4つの点として、①英語の基本的能力 ②アメリカの文化 ③神学 ④祈りの大切さ――などを挙げました。さらに、「若い人はUTSに行ってグローバルリーダーなって欲しい」と訴えました。
李本部長は、「真の父母様もUTSからこの名誉博士号を授与されており、このような学位を与えてくださったことは大変栄光なことです。この授与に恥じることなく、全身全霊でみ旨に邁進する所存です」との決意を示しました。
最後に受賞者とアメリカ代表者で記念撮影をし、授与式は終了しました。