天暦6月10日(陽暦7月25日)午前10時半から教会本部の礼拝堂において、熱海房子姉 聖和40日追慕礼拝が行われました。
熱海房子さん(1975年既成=62双)は、日本統一教会婦人部の初代部長、後には全国巡回師として活躍されました。その長年にわたる功績を称え、2010年には教会創立51周年を記念して、特別功労賞が贈られています。2015年6月16日に聖和(逝去)。享年103歳。
堀正一・南東京教区長の司会で始まった式典は、主礼の阿部知行先生(777双)によるローソク点火、阿部公子夫人の代表報告祈祷に続いて、熱海さんの略歴紹介、熱海さんを偲ぶ映像「ただ再臨主を信じることです」が上映されました。
生前の熱海さんを知る横井捷子さん(43双)の証では、横井さんが熱海さんと一緒に巡回した思い出や、65年に文鮮明師ご夫妻が来日した際のエピソードなどが紹介され、「(熱海のお母さんは私にとって)実の母のような存在でした」と感想を述べました。
聖歌讃美、み言訓読に続き、記念説教で阿部先生が、説教内容を色々と考えた結果、「“私(熱海さん)のことを色々と言わなくていい。真のお父様(文鮮明師)のことを言って欲しい”という痛切な心情が伝わってきました」と説明。「真のお父様は、私たちに何を教えてくれたのか?」と参加者に問い掛けながら、文師の「尊い教え」として「父母主義」について語りました。
また、「ただ一筋に熱海のお母さんが願っておられるのは、真の父母様(文師ご夫妻)と一つになって歩むこと、『真の父母主義』に立つことです」と訴えました。
続いて、徳野英治・日本統一教会会長のメッセージを矢野治佳・総務局長が代読し、徳野会長が事前に熱海さんの映像を視聴した上で、「その生き様にいたく感動しました。天に対する功労に心から尊敬と感謝を申し上げたい」という内容が紹介されました。
全体で献花、主礼による祝祷の後、遺族を代表して梶栗正義・企画本部副局長が感謝の言葉を述べ、生前の熱海夫妻との思い出を披露しながら、「私にとって祖母は、偉大な祖母、まさに『グランドマザー』でした」と証しました。
最後に矢野総務局長のリードで億万歳四唱し、全体で記念撮影をして閉会となりました。