4月29日(天暦3月16日)午前8時より、韓国、天正宮博物館2 階講堂において、文鮮明先生・韓鶴子女史の御聖婚50周年をお祝いする「アベルUN定着戴冠式および金婚式」が、文鮮明先生ご夫妻とご子女様をはじめとするご家庭をお迎えする中で、約2100人の参加者を集めて厳かに挙行されました。
開始前に司会の黄善祚・韓国UPF会長が、本式典は来たる2013年に挙行される式典をあらかじめ行うものであることを説明しました。また、この日の金婚式は朝鮮時代の「嘉礼(カレ)」(宮中婚礼)の伝統に則して構成されました。
式が始まり文亨進世界会長は文先生の祈祷文からなる「解放実践文」を奉読されました。その後まず最初に聖婚50周年を意味する50組の介添人が入場し、続いて文國進理事長と文仁進会長が一組の木彫りの雁を持って入場されました。これは宮中嘉礼である「奠雁(チョナン)の礼」という儀式で、木彫りの雁は愛のしるしを意味し、それを伝達するという意味を持っています。文國進理事長が携えてきた一組の雁の木彫りを文仁進会長が受け取って、舞台前の「奠雁床(チョナンサン)」(奠雁礼を行う膳)に載せられました。続いて宮中の服装をされた文先生御夫妻が入場され、新郎新婦として「奠雁床」を間において向かい合って立たれ、互いにお辞儀をされました。
続いて敬礼、花束贈呈の後、文國進理事長と文亨進世界会長が「十長生(10種類の不老長寿の象徴物)」を表した記念礼物をお渡し、最後に劉正玉会長が億万歳を三唱。会場に紙吹雪が舞い踊る中、文先生ご夫妻が退場されてこの日の式典は幕を閉じました。
また午前11時からは、天城旺臨宮殿大聖殿に場所を移して、慶祝午餐と文化公演が催され、この日の慶びを盛大に祝賀しました。