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人類のメシヤ、文鮮明師の生涯

"私は、たった三文字にすぎないこの名前を言うだけでも世の中がざわざわと騒ぎだす、問題の人物です。お金も、名誉も貪ることなく、ただ平和のみを語って生きてきただけなのですが、世の中は、私の名前の前に数多くの異名を付け、拒否し、石を投げつけました。私が何を語るのか、何をする人間なのかを調べようともせずに、ただ反対することから始めたのです。"-文鮮明師の自叙伝‘平和を愛する世界人として’序文中

誕生とメシヤの自覚

日本占領下である1920年陰暦1月6日、平安北道の定州で生まれた文鮮明師は、愛国心の強いキリスト教の家門で育った。 先生に多くの教えと影響を与えた大叔父の文潤国先生は、牧師であり独立運動家で、3.1独立運動に参与した李昇薰先生と五山学校の設立を主導した。文潤国先生が家門の全財産を上海臨時政府に独立基金として送り、家門の事情が難しくなったりもしたが、少年時代の先生は民族の苦難と自身の運命について祈り求め続けた。先生は16歳になった1935年4月17日復活祭の朝、祈祷の中で現れたイエス様に出会い人類救援の使命を自覚するようになる。以後先生は宇宙の創造と聖書の秘密を明らかにするため、深い祈祷と真理の世界に入っていった。

“私の祈りと至誠が天に届く日には、イエス様はいつでも穏和な顔で真理の答えを下さいました。(中略)それは単なるみ言ではなく、新しい世界を開く啓示のみ言、宇宙創造の真実を明かすみ言でした。”


統一教会創立と聖婚

文鮮明師は解放後、平壌から本格的な伝道を始めたが、北朝鮮の宗教弾圧で興南監獄に収監された。6.25動乱の勃発で監獄を出た先生は釜山のポムネッコルに落ち着いた。手作りの雨漏りのする土壁の家で、宇宙創造の秘密と聖書に秘められた神様のみ旨を記した“原理原本”を執筆し、み言を伝え始めた。
先生はその後上京し、1954年‘世界基督教統一神霊協会’を創立し、本格的に宣教活動を展開した。当時開放と分断、戦争によって人生の究極的な意味に対する懐疑と、韓民族の悲劇的な運命の前に絶望している若い知識人達は、原理のみ言に強く惹かれた。特にキリスト教系大学である 延世大学と梨花女子大学を中心に多くの教授や大学生が入教するや、 大学側は彼らを一方的に退職、退学させ、これを正当化するために先生を風紀びん乱容疑で拘束した。先生は結局無罪で釈放されたが、この時から既成キリスト教団による統一教会迫害が本格化した。キリスト教層の反対と圧力にもかかわらず‘韓国は再臨主が来られる世界の中心国家であり、神様のみ旨が韓国を中心に成される。’という原理のみ言は1950~60年代の青年達を感動させた。以後、統一教会は韓国内で爆発的に成長するようになった。

“青坡洞の教会に移って行った後、私はほとんど眠りませんでした。奥の間に身をかがめて座り、明け方の三時か四時になるまでお祈りをして、服を着たまましばらく背中を丸めて寝ると、五時にはもう起きる生活を七年間続けました。(中略)1年も経つと信徒数は四百人を超えました。(中略)誰もが「死んでもみ旨をなそう」という切迫した心情で頑張りました。”

1960年代には文鮮明師と韓鶴子女史の聖婚式がなされた。安州の篤実なキリスト教の家門で生まれ、絶対的な信仰生活をする母親のもとで成長した韓鶴子女史は、以後、生涯を通じて献身的に子女を育て生活を切り盛りし、先生を助けてきた。

困難を乗り越え世界へ

文鮮明師は全世界を活動舞台として、1958年の日本、1959年のアメリカでの宣教を皮切りに世界宣教を始めた。日本は当時、韓国と国交がなかったが、命がけの宣教により急速度で統一原理が伝えられ、現在統一教の信者が最も多い国家の一つになった。

1970年代アメリカ主流社会とキリスト教は文鮮明師と統一教会信者たちを「ムーニ-(Mooni)」と呼び反対した。しかし先生はアメリカ内の若者たちの間で安定的な宗教基盤を確保していった。そして1976年9月、歴史的なワシントンモニュメント広場集会に集まった30万に達する群衆はアメリカ宗教界に衝撃を与えた。この出来事により先生はアメリカの時事週刊誌『ニューズウィーク』の「1976年今年の人物」に選ばれた。

『彼らの妨害にも関わらず東洋から来た小さい目の男が開いた巡回講演は日が経つに連れ話題を集めました。人々は今まで聞いてきたこととは全然違う新しい教えに耳を傾けました。宇宙と人生に関する根本原理をはじめ、アメリカの建国精神を思い起こさせる講演の内容が退廃と怠惰の奈落に落ちていたアメリカ人たちに新鮮な風を吹き入れました。』

当時人種差別が激しかったアメリカでは東洋の小さな国、韓国から来た宗教人がアメリカの若者たちに大きな影響力を及ぼすことを非常に警戒した。アメリカ政府は先生を追放するために脱税容疑を着せ、結局先生はダンベリー連邦刑務所に収監された。これに対してアメリカはもちろん全世界から集まった宗教指導者3500余名が宗派を超え、ホワイトハウスの前で無理な法を適用した宗教弾圧に抗議し、「宗教の自由保護のためのデモ」を繰り広げた。先生の出監の日にはユダヤ教、キリスト教牧師たち1700余人が集まる中、出監歓迎晩餐会が開かれた。


宗教を超え、神様を中心とした世界平和に向けて

文鮮明師は宗教だけでは新しい時代を開くことができないことを知り、政治、経済、教育、言論、文化、科学、奉仕、環境、家庭、女性、青少年など、すべての分野で神様の理想を実現しようと多方面にわたる努力を続けてきた。

特に文鮮明師は「神様を否定する共産主義は没落しなければならない。」という強い信念で勝共運動を展開した。先生の願いと預言通り共産主義は没落し、冷戦時代は終わりを告げた。1991年12月には文鮮明師と金日成主席の歴史的な出会いがあった。先生は金日成主席の前でも 「神様を否定する共産主義は滅亡するしかない。」 と力説し、以後南北対話のきっかけとなる共同声明を発表した。その後先生は20余年が過ぎた今でも南北経済協力のモデルを作りながら、南北青年学生セミナー、リトルエンジェルス訪朝公演などを実現し、南北対話の民間窓口としての役割を果たしてきた。
また、先生は1996年超教派協議会を創設し、世界宗教会議を開催するなど超宗教活動を展開した。、2001年9・11テロ以後には中東平和のための超宗教セミナーと平和行進及び交流を通して中東平和に寄与した。

文鮮明師は天命を受け、苦難と茨の道を乗り越え勝利した基盤の上に、2001年1月13日、神様を中心とした天の主権出帆を宣布する「神様王権即位式」を挙行した。以後、先生は神様を王として侍る天一国を実体的に2013年までに創ろうと提案し、それまで展開してきた多様な分野と各界各層の平和運動の基盤の上に世界平和のためのUN更新運動を展開した。真なる平和世界を成すには視野の狭い自国中心の利害関係を超越した対話と協力が必要とされるからだ。

『世界情勢に対する分析力を備えた政治指導者の知識と統治能力が、霊的な眼識を備えた超宗教指導者の知恵と一つとなるとき、世界は初めて真なる平和の道を見いだすことができるのです。
きょうも私は、この地のすべての人が宗教と理念、人種の壁を超え、「平和を愛する世界人」として生まれ変われるように祈っています 。』

シカゴ大学政治学博士であったモートンA.カプラン博士(Dr. Morton A. Kaplan) は「世界が危急を告げれば告げるほど、世界は飛びぬけた力量をもつ指導者を求めます。このような歴史の要求に応え、神様が特別に送られた指導者がまさに文鮮明師であると信じます。」と証した。また、ポーランド前大統領でありノーベル平和賞を受賞したレフ・ヴァウェンサ(Lech Walesa)は「私は心から文牧師を尊敬します。その方が神様のみ旨を成就してくださったらと思います。」とも言った。

真なる平和の王、万王の王として世界人の尊敬を一身に受け、しかし一方では保守キリスト教勢力から迫害と苦難を受けてきた文鮮明師。
先生の生涯と業績は決して宗教の範囲にとどまることのない、真の愛による世界平和創建と人類大家族実現のための長い道のりだった。若い頃から深い祈祷と精誠を通して宇宙の起源と歴史の秘密を探し出した先生は孤独な開拓者の使命を背負い、罪なき6度の獄苦を受けるなど苦難の道を歩んできた。このような先生の生涯は真なる父母、また真の師匠として人類を救援するために来られたメシヤとしての生き方だった。


人類のメシヤ、文鮮明師の業績

1. 世界平和運動

1981年12月18日 国際平和財団 創立
1984年9月23日 国際安保会議 開催
1985年1月 国際平和高速道路構想及び推進
1985年8月18日 共産主義終焉宣布
1990年4月11日 ソ連ゴルバチョフ大統領クレムリン宮殿 公式会談
1991年8月22日 世界平和頂上会議 開催
1991年8月28日 世界平和連合 創設
1996年6月16日 世界平和大陸国家・半島国家・島嶼国家連合 創設
1999年2月6日 世界平和超宗教超国家連合(IIFWP) 創設
2000年8月18日 全世界国境線撤廃宣布式
2003年10月3日 超宗教超国家平和議会(IIPC) 創設
2004年9月23日 蒙古斑同族世界平和連合 創設
2005年9月12日 天宙平和連合 創設、ベーリング海峡プロジェクト 発表
2006年6月13日 世界185カ国平和使節団から「天宙平和の王」として推戴
2007年9月23日 アベルUN創設
2012年7月16日 アベル女性UN創設


2. 宗教和合運動

1965年12月21日 韓国宗教協議会 創設
1969年11月7日 超教派協議会 創設
1977年11月27日 世界宗教会議 開催
1981年3月26日 国際クリスチャン教授議会 創設
1983年4月25日 国際宗教財団(IRF)創設
1991年8月15日 ‘世界経典’発刊
1991年8月27日 世界平和宗教連合 創設
1996年11月7日 超教派協議会創設
1996年11月7日 超教派協議会 創設
2000年 アメリカ聖職者連合(ACLC) 創設
2003年7月10日 超宗教スポーツフェスティバル開催
2003年9月~2004年5月 イスラエル平和大行進
2003年10月 超宗教平和大行進

3. 思想、南北統一運動

1968年1月13日 国際勝共連合 創立
1972年8月20日 統一思想研究院 設立
1975年4月29日 国際女性勝共連合 創立
1975年6月7日 救国世界大会[ソウル・汝矣島 、100万名]
1976年9月18日 アメリカ建国200周年記念ワシントンモニュメント広場大会 [30万名]
1980年10月 南北アメリカ統一連合(CAUSA)創設
1987年5月15日 南北統一運動国民連合 創設
1988年4月4日 文鮮明思想研究所 創設
1991年11月30日~12月7日 北朝鮮平壌、金日成主席 公式会談
2007年8月5日 北朝鮮平壌平和センター 設立


4. 女性、奉仕・福祉活動

1971年8月20日 統一教会 韓日医療奉仕活動
1979年6月11日 国際救護親善財団 設立
1985年 世界宗教青年奉仕団 発足
1992年4月10日 世界平和女性連合 創設 : 現在 UN NGO第1領域 諮問機関
1994年1月8日 日本女性指導者特別教育
1994年3月11日 韓日女性姉妹結縁(16万双)
1994年3月25日 (社)志願奉仕愛苑 設立
1994年10月11日 韓・中・日女性指導者セミナー開催


 

5. 青年・学生運動

1966年1月10日 世界大学原理研究会 創設
1982年7月1日 世界宗教青年セミナー 開催
1989年7月25日 全国教師原理研究会 創設
1994年7月26日 世界平和青年連合 創設
2003年8月1日 国際青年学生指導者会議


 

6. 世界文化体育大典、国際合同祝福結婚式

1992年8月19日 世界文化体育大典 開催 [11回]
1961年5月15日 36双祝福式
1962年6月4日 72双祝福式
1963年7月24日 124双祝福式
1968年2月22日 430双祝福式
1970年10月21日 777双祝福式
1975年2月8日 1800双祝福式
1982年10月14日 6000双祝福式
1988年10月30日 6500双祝福式
1992年8月25日 3万双祝福式
1995年8月25日 36万双祝福式
1997年11月29日 4千万双祝福式
1998年6月13日 3億6千万双 [1次]祝福式
1999年2月7日 3億6千万双 [2次]祝福式
2000年2月13日 4億双 [1次]祝福式
2001年1月27日 4億双 [2次]祝福式
2001年1月29日 UN本部世界平和祝福式
2002年9月 14万4千アメリカ聖職者祝福式
2002年2月16日 4億双 [3次]祝福式
2003年7月13日 4億双 [4次]祝福式
2004年7月26日 4億双 [5次]祝福式
2005年8月1日 4億双 [6次]祝福式
2005年12月29日 世界平和国際合同交差祝福式
2007年2月22日 平和世界実現のための太平聖代平和交叉交替祝福結婚式[1次]
2007年7月5日 平和世界実現のための太平聖代平和交叉交替祝福結婚式[2次]
2008年7月6日 太平聖代新文明平和祝福結婚式[1次]
2008年10月12日 太平聖代新文明平和祝福結婚式[2次]
2009年1月31日 真の父母様九旬記念2009太平聖代新文明平和祝福結婚式
2009年10月14日 10.14真の父母様天宙祝福式
2009年11月16日 11.16真の父母様2世祝福式
2010年2月17日 1.4真の父母様天宙祝福式
2010年10月14日 天地人真の父母定着完了10.14祝福式
2012年3月24日 天地人真の父母勝利解放完成開門時代祝福式


 

7. 純潔運動と真の家庭運動

1996年9月13日 真の家庭実践運動本部
1997年7年22日 真の家庭実践指導者大会開催[全国16ヵ所主要都市]
1997年10月 韓国青少年純潔運動本部創設、純潔運動教材及び資料普及
中学・高校純潔誓約書活動
真の家庭倫理セミナー 開催
エイズ撲滅運動 展開


 

8. 言論・教育活動

1971年7月4日 ‘週刊宗教’新聞創刊
1973年5月6日 世界平和教授協議会創立
1974年3月5日 リトルエンジェルス芸術学校(仙和芸術中・高等学校前身)開校
1974年4月30日 アメリカベリータウン大学院引受
1975年1月1日 日本‘世界日報’創刊
1975年9月20日 アメリカ統一神学大学院 設立
1977年5月10日 統一神学校(鮮文大学の前身)開校
1978年10月19日 世界言論人会議 創設
1978年12月1日 景福初等学校 引受
1980年4月21日 ニューヨーク ソバンナ語新聞 ノティアスデルムンド 創刊
1982年5月17日 アメリカ・ワシントンタイムズ 創刊
1983年4月 鮮文学院 設立
1987年3月1日 アメリカ・ニューヨーク‘世界日報’創刊
1989年2月1日 韓国世界日報 創刊
1989年4月27日 善正中・高等学校 引受
1990年5月5日 国際教育財団(IEF)創設
1992年4月15日 アメリカ・ブリッジポート大学校 引受
2000年5月15日 ニュースワールド・コミュニケーション社、 UPI通信社 引受
2004年3月2日 清心神学大学院大学校設立
2005年12月12日 スポーツワールド創刊
2006年2月24日 清心国際中・高等学校開校


 

9. 文化、芸術、スポーツ活動

1962年5月5日 リトルエンジェルス芸術団 創団
1969年12月9日 韓国文化財団設立
1973年11月2日 国際文化財団(ICF)創設
1989年3月18日 一和天馬サッカー団創団
1997年3月23日 世界平和武道連合 創設
2000年1月31日 ブラジル・セネサッカー団 引受
2000年4月 ブラジル・ソロカバサッカー団 引受
2003年7月14日 ピースカップ国際サッカー大会開催 [2012年5回大会開催]
2006年3月3日 忠南一和天馬女子サッカー団創団
2006年10月28日 ピースクイーンカップ女子サッカー大会


10. 科学技術、産業育成活動

1971年2月26日 (株)一心石材 設立
1971年12月 (株)一和 設立
1972年11月23日 国際科学統一会議(ICUS) 開催)
1976年5月12日 アメリカ ニューヨーカーホテル 引受
1980年12月10日 (株) JC設立
1985年1月8日 (株)世一旅行社 設立
1998年8月24日 (株)アジア海洋 設立
1999年4月24日 (株)世一路 設立
2000年4月25日 (株)鮮苑建設 設立
2002年4月6日 北朝鮮 南浦市平和自動車 竣工
2003年1月8日 イルサン海洋産業 設立
2003年2月13日 龍平リゾート 引受
2003年2月5日 清心国際病院 奉献式
2005年11月29日 2012麗水エキスポ・オーシャンリゾート起工式
2006年5月13日 パインリッジリゾート オープン
2006年6月6日 韓国タイムズ航空 設立
2008年10月 (株) TIC設立
2011年12月27日 シンジョン開発特装車 引受
日本・ハッピーワールド
アメリカ・トゥルーワールド
アメリカ・アラスカ海洋産業


11. 学位及び勲章

1975年12月9日 アメリカ・リッカー大学 名誉法学博士
1984年11月15日 アルゼンチン・ラ・プラタ カトリック大学 名誉法学博士
1985年5月11日 アメリカ・バプテスト教会・ショー神学大学 名誉神学博士
1985年5月15日 アメリカ・バナディアン大学 名誉法学博士
1985年5月28日 アメリカ・フロリダ聖書神学大学院 名誉神学博士
1985年 世界記者団‘最高十字定義記事賞’
1986年9月18日 ブラジル勲章学会‘国民文化功労十字賞’
1987年9月23日 南北アメリカ統合機構(AULA) ‘自由統一 大十字金星勲章’
1989年 倍達文化宣揚会‘第1回精神文化賞’
1990年2月1日 アメリカ・ニュージャージー州ブルームフィールド大学 名誉博士学位
1991年 インド国際統一財団‘1991統一賞’
1999年2月1日 メキシコ国際法律学会 最高勲章(‘Color of honer’)
1995年9月7日 アメリカ・ブリッジポート大学 名誉人文学博士
2000年2月10日 ロシア・オートボルタ大学、キリギスタン国立司法大学 名誉哲学博士
ブラジル研究教育大学 名誉人類学博士
2000年 IIFWP2000総会 万国平和賞
2001年 アメリカ統一神学大学院 名誉神学博士
2002年4月14日 鮮文大学校名誉神学博士、名誉文学博士
2006年9月12日 ベネズエラ・サンタマリア大学 名誉文化人類学博士、
各国の指導者たちから天宙平和大勲章
2006年10月13日 キルギスタン国立科学アカデミー 名誉言語学博士


人類のメシヤ、文鮮明師の言葉

1. 愛

・真の愛の本質は、受けようという愛ではなく、人のために、全体のために先に与え、ために生きようという愛です。
 与えても、与えたという事実すら記憶せず、絶えず与える愛です。

・真の愛とは、永遠に共にいても、ただただうれしい愛です。

・愛には消耗がありません。動けば動くほど大きくなります。

・世の中のすべてのものは、一度与えればなくなりますが、愛は、与えれば与えるほどより多く返ってきます。

・愛の本質は、ために生きようとする時は大きくなりますが、自分のために生きようという時はだんだん小さくなります。

・私たちは愛してほしいと願う前に、まず多くの人を愛していきたいと願わなければいけません。
 神様は、無条件に愛することを私たちに教えていらっしゃるのです。

・知識は何をするために必要ですか。それは愛を誇るためです。
 では、力は何のためにあるのですか。それは愛を現すためです。
 では、お金があるのは何のためですか。愛を分けるために必要だからです。


2. 人生

・真の人生は、個人の私的な欲心を捨てて、公益のために生きる人生です。

・人生において、愛を受けたいと思うなら、まず愛を与え、他のために生きなければなりません。

・自分のために生きようとするところに、平和や調和や統一は生まれてきません。
 人は真の愛の因縁によって生きるように創られているので、お互い「ために生きる」存在なのです。

・後ろ指を差され罵倒されたとしても、真の愛を求めて進んでいくのが、真なる人生の道です。

・他へ奉仕して人生を生きる。そのような生き方は、一見あなたを滅亡に導くように見えるかもしれませんが、決してそうではありません。 それが必ずしもあなたに繁栄をもたらさないただ一つの理由は、あなたが途中で突然懐疑的になって、すべてを与えるという生き方を最後の最後まで貫くことをしないからです。

3. 結婚

・結婚とは、ただ単なる男女の出会いではありません。
 それは神の創造の偉業を受け継いでいく貴重な儀式です。
 結婚は、男性と女性が一つになり、生命を創造して真の愛を求めていく道です。

・結婚の目的は、男性と女性の愛の完成のためです。

・結婚は、私のためではなく、相手のためにするのです。

・男性も女性も、本来自分のために生まれたのではなく、相対のために生まれたのです。

・全世界の人種が一つになる一番の近道は、国際結婚しかありません。
 二つの全く異なる文化圏と環境から選ばれた男女が、神様の愛によって仲良く一つにならなければなりません。
 これが完全な調和と統一なのです。

・夫婦が授け受けする愛は、最高の芸術です。

・子女を生むのは世界を愛する方法を学ぶためです。


4. 家庭

・家庭は、神が創造した最高の組織です。
 また、人類が互いに愛し、平和に暮らすことを学ぶ愛の学校であり、世の中に平和の王宮を建てるための訓練道場です。

・教育の最も大事な部分を担っているのが家庭です。
 幸福も平和も、家庭の外にはありません。家庭こそが天国です。

・家庭というのは、人類愛を学び教える学校です。
 父母の温かい愛を受けて育った子どもは、外に出ていけば、家で学んだとおりに、困っている人を愛の心で助けるでしょう。
 また、兄弟姉妹の間で情け深い愛を分かち合って育った子どもは、社会に出て隣人と厚い情を分かち合って生きていくでしょう。
 愛で養育された人は、世の中のどんな人でも家族のように思うものです。

・真の家庭は、真の愛と生命の始源、人類の平和と幸福の起点です。

・家庭の愛を拡大して、すべての人を愛することが、人類を生かす道です。


 

5. 平和

・みなさんが平和を描くのならば、心と体が絶対的に一つにならなければなりません。

・世界平和、統一の世界が他の所にあるのではありません。皆さんの体の中にあるのです。
 皆さんの体が心のために生き、心が体のために生きることができるこのような愛を見いださなければなりません。

・世界的な終末時代に平和の世界が訪れるには、国境を撤廃しなければなりませんが、何によって撤廃するのでしょう。
 真の愛で撤廃するのです。

・平和は政治家が額を集めて相談したからといってできるものではありませんし、
 強大な軍事力があるから平和になるともいえません。
 世界平和が訪れてくる出発点は、政治でも軍事でもなく家庭です。

・人類が希求する真なる平和の世界は、上から下に成し遂げられるものでもなく、下から上につくられるものでもありません。
 神様を中心としてすべての個人が真なる家庭を築き、神様に侍って生きるとき、
 初めて自由で平和な永遠の世界が建設されるのです。

・世界平和は一個人個人の完成から始まります。
 一個人個人が神様の聖殿として完成した人間とならなくては、世界平和は芽生えません。
 世界平和の出発点は、まさしくみなさん一人一人なのです。

・皆さんは、「ために存在する」というこの原則に従っていかなければなりません。
 そこに皆さん個人の平和があり、家庭の平和があり、さらには氏族と民族の平和があるのです。

・平和は具体的な行動であって、漠然とした夢ではありません。


 

6. 宗教

・宗教の目的は何でしょうか。それは神様の理想世界を成し遂げることです。

・神様は愛と平和の世界を願ってこの世をつくられました。
 自分の宗教だけが唯一の救いであると言い張って混乱を引き起こすのは、神様が願われることではありません。

・真の宗教は、自分の教団を犠牲にしてでも国を救おうとし、国を犠牲にしてでも世界を救おうとするものです。

・宗教は、自分の宗教のために存在するのではなく、愛と平和のために存在します。
 世界平和が成し遂げられれば、もはや宗教は必要ありません。

・宗教の最高標準とは何でしょうか。神様を愛することです。
 その次には、人を愛することであり、その次には万物を愛することであり、みなさんが物を節約し、質素に暮らそうとすることも、すべて宗教に起因するのです。

・真なる宗教、愛の宗教、理想的な宗教、幸福の宗教、平和に導く宗教とは、どのような宗教でしょうか。
 個人のために生き、家庭のために生き、氏族のために生き、民族のために生き、国家のために生き、世界のために生き、天地のために生き、神様のために生きるこのような宗教が真なる宗教であり、理想的宗教であり、万民を平和なところに、幸福なところに導く宗教だという結論も、皆さんは知ることができるでしょう。


 

7. 天国

・天国に行ける人よりも、天国を築ける人でなければなりません。

・地上天国、理想世界は、愛を抜きにしてはできません。

・自分の家族のように世界の人々を愛するのが天国です。

・神の国は、お互いに与えることを楽しむ愛の世界です。

・統一教会でいう天国は一人で入る天国ではなく、家族が一緒に入る天国です。

・みなさんは、夫婦の愛を尊重でき、父母の愛を尊重できてこそ、天国に行くことのできる資格者となり得ます。

・お互いに「ため」に生きなければならないという公式的な原則を拡大し、国家と民族を超越してお互いが「ため」に生きてあげる世界を成し遂げれば、その世界が正に私たちが願うユートピア的愛の世界なのであり、理想の世界なのであり、平和の世界なのであり、幸福の世界であることは間違いありません。


 

8. 御旨

・私は生涯の中であらゆることを経験してきました。
 したくなかったこと、取り組みたくなかったこと、行きたくなかった所が、あまりにもたくさんありました。
 だからこそ私は行きました。だからこそ私はしたのです。
 なぜなら私は敵を愛したいと思ったからです。

・私はどんなに苦労が絶えなくても、もっと苦労しようと思います。
 もっと誤解され、もっと非難されようとも、それに一言も文句も言わず、すべてを受け、たずさえて霊界に行こうと思います。

・愛の道が難しくて涙があふれ、膝をへし折られても、人類に向かう愛に捧げたその心は幸福でした。

・愛を受けなかったことを恨みとせずに、愛を授けられなかったことを恨みとしなければなりません。

・私がやっているのは、10年先のためではありません。
 永遠を基準として作戦を立てているのです。

・私は生涯一つのことだけを考えて生きてきました。
 戦争と争いがなく世界中の人たちが愛を分かち合う世界、
 一言で言えば、平和な世界をつくることが私の幼い頃からの夢でした。

・これまで平和運動に取り組んできたことは、簡単なことではありませんでした。
 苦難も多く、お金もたくさんかかりました。
 しかし、個人の名誉のためにしたのではありません。お金を稼ごうとしたわけでもありません。
 すべての国・地域の人々に警告し、本当に平和が宿った世界が実現するよう、全力を尽くしただけです。