5月8日(火)に韓国ソウルにある青瓦台(大統領官邸)で開かれた「全国 隠れた孝行者及び素晴らしい親を迎えての午餐懇談会」で、教会員である浅野富子さん(49歳・36万双)が“他の模範となる孝行者”に選ばれ、李明博大統領から直接、大統領賞を授与されました。
浅野さんは95年に「国際合同祝福結婚式」に参加し、韓国の男性と結婚。全羅北道の扶安(プアン)に嫁いで以降、体の不自由な夫に代わって一家の生計を立てながら、脳梗塞により障害のある姑のお世話も手厚くしてきました。
また、国境と文化の壁を越え、1男2女の子供たちも立派に育て上げています。
浅野さんは結婚後、困難な生活環境の中で姑の介護をしながら、時間を見つけては毎日のように地元の老人ホームを訪ね、奉仕活動もしていました。普段から明るく振舞う浅野さんの姿に、地元のお年寄りも称賛を送っています。
午餐会で李明博大統領は、「日本からお嫁に来られた方がおられますね。とても困難な環境の中で奉仕をたくさんしておられます。本当に有難うございます」と言及。
大統領賞を受賞後、浅野さんは「私よりも立派な方がたくさんおられるのに、不足な私にこのように大きな賞をくださり、恐れ多い限りです。韓国で更に頑張りなさいという意味でこの賞をくださったと思っています」と語りました。
なお、この授賞式は、韓国内のニュースでも放送されたほか、『中央日報』や『Yahoo! Korea』でも紹介され、青瓦台の公式サイトでも午餐懇親会の模様をご覧頂けます。
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