文鮮明師の葬儀にあたる「文鮮明 天地人真の父母天宙聖和式」が9月15日に挙行されて2日後の17日午前10時から、聖和式の会場にもなった韓国・加平郡の清心平和ワールドセンターで、韓鶴子女史や文亨進世界会長ご夫妻、文國進・韓国統一教維持財団理事長ご夫妻など文師のご家族をお迎えし、「基元節勝利のための統一教世界指導者特別集会」が盛大に開かれました。
早朝から多くの人々が集まり、朝8時半の開場予定が7時に繰り上げに。会場内は、用意された1万5千席をはるかに超える人々で通路が見えないほどに埋め尽くされました。
午前10時前、文亨進世界会長と文國進理事長に手を引かれながら韓女史がご入場。会場から沸き起こった拍手が2分近くもやまない中、韓女史が席を立ちあがって会場に笑顔を浮かべながら手を振られる一幕もありました。
天一国の歌斉唱の後、日本の全国祝福家庭総連合会の宋ヨンソプ総会長が「天一国創建がなされますように」と報告祈祷。
続いて、聖和式の貴重なシーンをちりばめ、新たな出発を印象づける約15分の映像が流された後、文亨進世界会長が登壇。韓女史が「真の母」の立場を勝利するまでのご苦労や摂理的意義を説明し、韓女史を壇上に迎えました。
会場から総立ちの拍手を受けて韓女史が檀上に立たれると、韓国を代表し金栄輝元会長、日本を代表し久保木哲子・元日本統一教会会長夫人が花束を贈呈しました。
韓女史は「愛する食口(教会員)の皆さん、全世界から集まってきた祝福家庭の皆さん、そして内外貴賓指導者の皆さん。み旨にまい進してきたお父様を支えて下さったことに対して、心から感謝します。愛しています」と涙ながらに語られる一方、「(私も)お父様の急な病変で相当ショックを受けました。でも心配しないでください」と気丈に振る舞われました。
続いて、「真の父母様の勝利圏を相続し、希望あふれる未来を拓いていきましょう」と題する韓女史のメッセージを金孝律補佐官が代読しました。
その中で、韓女史は参加者への4つの願いとして、「訓読会の伝統を守る」「善なる血統を守る祝福家庭の理想を完成させる」「氏族メシヤの使命を果たして天一国を完成させる」「真の父母様と一つになり、真の父母様、真の家庭を中心とした和合と統一の心情文化共同体を築く」ことを強調。最後に「真のお父様は、これから霊界で私たちといつもともにいらっしゃいます。ただ無形でいらっしゃるだけであり、一瞬も私たちのそばを去ることはないでしょう。今私たちに何を望んでおられるでしょうか? まさに中断のない前進です」と述べられました。
メッセージに続いて、会場全体で手拍子をしながら聖歌「勝利者の新歌」を合唱。
最後に、ユン・ジョンノ会長が音頭を取り、億万歳三唱。大きな声援の中で、集会は幕を閉じました。