12月8~9日、千葉中央修練所にて第14期FE選抜修錬会が行われました。
FEとはField Educatorの略で、中高生の現場教育者を意味します。首都圏を中心に大阪や高知など全国各地から80名が参加しました。
18歳の青年から54歳の父母までと、幅広い年齢層の参加者となりました。中にはご夫婦で参加されている方もいました。
FE選抜は、中高生が受験するJr.STF選抜の①原理試験、②論述試験、③体力意志力テストと同じ内容の試験で行われます。FE選抜の合格者にFE資格が認定されることになっています。
開講式は家庭教育局の堀正一副局長より、「FEは中高生教育担当者というだけではなく、次世代の心情文化の担い手となる存在です。」と、FEの使命について講話がありました。
1日目は、各種試験が行われ、参加者は真剣に試験に取り組んでいました。体力意志力テストの後、「娘をJr.STFに送るだけで、子どもの心を理解していなかったことが申し訳なかった。帰ったら子どもと話をしたい。」と、泣きながら感想を語られるご婦人も居られました。
2日目は、家庭教育局の本山勝由部長による講義がありました。ドラッカーの『経営者に贈る5つの質問』から「FEの使命と責任」について整理し、中高生教育のポイントがまとめられた内容でした。
2日間、参加者同士活発に心情交流し、家族的雰囲気が生まれていました。
閉講式で20歳の女性が代表で証をしました。「ようやくFEとなって中高生達を指導してあげられる喜びで、ワクワクが止まりません!」と、嬉しそうに話す姿は、教育者の持つべき本来の姿勢を感じさせる印象的なシーンでした。
≪参加者の感想≫
◆「次世代とは原点回帰であり、三世代が同居する型であると感じました。娘と共にJr.STFとして頑張ってきた若い兄弟姉妹と共に修練を受けながら、今回は二世代同居でしたが、将来は三世代で集うFE修錬会になればいい。その時は、もう一度孫と共に参加できるように頑張りたいと思いました。」 (53歳・男性)