天暦11月16日(陽暦12月28日)午前8時半から教会本部の礼拝堂において、梶栗玄太郎・日本統一教会会長の聖和式が行われ、インターネット中継を通じて全国の教会員らも参加しました。
藤原秀敏総務局長の司会で始まった式典は、主礼の宋ヨンソプ・全国祝福家庭総連合会総会長によるローソク点火、全体で聖歌を讃美した後、古田元男・国際宣教協会共同会長の代表報告祈祷、梶栗会長の略歴が紹介されました。
このたび、梶栗会長には、韓鶴子総裁と文亨進世界会長からそれぞれ『忠臣奉天』、『天永武士』という揮毫が与えられています。
来賓紹介では、文國進・韓国統一教維持財団理事長をはじめ韓国・統一教の責任者らや文信淑様家庭が紹介された後、西東京教区の中高生聖歌隊による送歌、梶栗会長を偲ぶビデオが上映されました。
特別メッセージで文國進理事長は、教会の改革を推進し、教会員の人権と尊厳性のために闘った梶栗会長に対して、「私たちは梶栗会長を永遠に英雄として記憶するでしょう」と称賛しました。
梶栗会長ご夫妻に特別功労牌が授与された後、主礼から聖和の辞が述べられ、宋総会長は涙を流しながら、日本を共産主義などから守った梶栗会長の業績を称えました。
続いて、送辞を3名が述べ、まず最初に朴普煕・韓国文化財団総裁は、「たくましい梶栗会長の姿が忘れられない」と二人の友情について証しました。
次に小山田秀生分捧王は、涙ながらに梶栗会長との思い出を語りながら、「(梶栗会長は)物事の本質を的確に捉える洞察力を持っていた」「頼りがいのある兄さんの中の兄さんです」と述べました。
横井捷子さん(43双)は、梶栗会長を「我がないかた」と評し、「まさしく会長は、天の侍でした!」と力強く訴えました。
続いて、多数の電報が披露され、全体で献花。聖歌を讃美し、主礼の宋総会長が祝祷しました。
最後に家族を代表して長男の梶栗正義氏が挨拶し、梶栗会長を支えた全てのかたに感謝を伝えながら、病と闘う中を夫婦二人でみ旨に邁進してきた両親に対し、「そんな両親が(私たちの)家族の『メシヤ』であったと証言致します」と、参列者らに深い感動を与え、締めくくりました。
聖和式の閉会後、親族や参列者らは梶栗会長との別れを惜しみ、柩に花を入れるなどした後、「原殿式」のため群馬県片品村の尾瀬霊園に向かう梶栗会長のご遺体を見送りました。
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