天暦7月15日(陽暦8月21日)、韓国・ソウルにあるプレジデントホテルで、韓国宗教協議会が主催する『文鮮明 天地人真の父母様天宙聖和一周年学術セミナー ~韓国宗教の理想世界論~』が開催されました。
「韓国宗教協議会」は、文鮮明師が1965年に創設し、韓国内における宗教間の交流と超教派活動の先駆けとなった組織です。
このセミナーには、キリスト教、イスラム教、仏教、大倧教など、韓国の代表的な宗教団体の著名な学者が一堂に会し、韓国宗教における理想世界論についての報告が行われました。
冒頭の挨拶でイ・ドンハン韓国宗教協議会会長は、「宗教間の対話は、お互い異なった思想・信念体系をもっているため難しい点が多い」としながらも、「現代社会の様々な問題解決のためには宗教間の理解・和合が不可欠であり、今回のセミナーで各宗教がお互いの本質的な理想世界観を理解し合うことを通して、関係性を深める機会になればと思います」と語りました。
基調発表を行ったユン・スンヨン韓国宗教文化研究所所長は、韓国宗教における理想世界論を宗教ごとに分析し、その共通する特徴などを挙げました。
続く論文発表では、チュ・ミョンチョル東方大学院教授が「仏教の西方浄土論」、ヤン・ジョン大倧教総務院長が「大倧教の理想世界・弘益人間論」、キム・ハンジェ鮮文大学教授が「世界平和統一家庭連合の天一国論」について、それぞれ報告を行いました。
質疑応答においても活発な議論が繰り広げられ、会場は終始熱気に包まれていました。
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