書籍「国際ハイウェイプロジェクト -日韓トンネル30年の歩みと展望- 」出版

2011年12月13日

 このたび、光言社より「国際ハイウェイプロジェクト -日韓トンネル30年の歩みと展望- 」(梶栗玄太郎 著)が出版されました。

 以下は光言社ホームページに掲載されている紹介文です。 

 

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 国際ハイウェイ・日韓トンネルの構想が文鮮明総裁によって発表されたのは、1981年11月10日、韓国・ソウルでの「科学の統一に関する国際会議(ICUS)」でのことでした。それを受け、翌82年、久保木修己会長が中心となって「国際ハイウェイ建設事業団」が設立されました。その後、壱岐・対馬の地表調査やボーリングを開始、プロジェクトを展開してきました。
 その成果を背景に、2009年には一般財団法人に認定され、新たな段階を迎えています。

 

 構想発表から30年を記念して出版された本書は、「これまでのプロジェクトの歩みを検証し、今後の展望を確認する」意味を込めて、一般財団法人国際ハイウェイ財団の梶栗玄太郎会長が執筆し、同財団が編集したものです。

 

 

 30年前に文総裁が国際ハイウェイ構想を提唱した講演の一部を見てみましょう。

 「私は一つの提案をしたいと思います。それは中国から韓国を通り日本に至る(アジア大ハイウェイ)を建設し、ゆくゆくは、全世界に通じる(自由圏大ハイウェイ)を建設することです。……これが建設されるなら、アジア諸国はハイウェイで連結され、一体化することができます。……

 

 経済や文化の交流が頻繁となり、文字どおりアジア共同体が形成されるのです。中国もこれに賛成するでしょうし、日本はもちろん、韓国も言うまでもなく賛成するでしょう。アメリカとドイツもまた、これに参加するようになるでしょう。私たちが提唱する理念に従って、この案がそのごとく実行される場合、アジア諸国間では自由往来が可能となります。……

 

 私たち一人一人は国籍を超えた統一世界に生きたいという強い願望を抱いています。このような心からの願望は、神の抱いている願望でもあり、真の理想であります。……

 

 21世紀に新しい文明社会を創造するためには、各国が国益のみを追求することをやめ、グローバルな価値観を確立しなければなりません。勝手な国益の追求は、敵意と願争をもたらすだけなのです。隣国の幸福と平和なくして自国の幸福と平和は維持できません。世界平和は……全人類に対する愛という観点からのみ考えることができるものです」

 

 提唱者・文鮮明総裁のこのような理念が、国際ハイウェイのコンセプトになっているのです。世界平和の実現のためには基本的なインフラの整備が重要であるとの視点から、世界基督教統一神霊協会は、世界に先駆けてこのプロジェクトを支援しています。多くの団体、個人の善意と高い見識によって、このプロジェクトが一日も早く実現することを祈ります。

 

詳しくは、一般財団法人国際ハイウェイ財団: http://ihf.jp/

 

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