12月13日(火)、教会本部礼拝堂で「母奉仕 久保木修己初代会長 聖和13周年追慕礼拝」が行われました。
藤原秀敏総務局長の司会で始まった追慕礼拝は、主礼の梶栗玄太郎・日本統一教会会長がローソクに点火し、横井捷子さんが全体を代表して祈祷しました。
続いて、久保木会長が文鮮明先生と一緒にアメリカで釣りをした体験を語る映像が上映され、その時の船酔いの激しさをジェスチャーを交えながら表現される久保木会長に対して、参列者からは大きな笑い声が上がりました。
上映後にメッセージを語られた梶栗会長は、久保木会長の3つの実績として、① 救国連盟の総裁になったこと、② 蒋介石総統と会談したこと、③ 『スパイ防止法』制定を推進したこと――などを挙げました。
参列者の献花の後、久保木哲子夫人は「夫の懐かしい映像で(日本を覆う)暗雲が吹き飛ばされたようです」と語り、感謝の意を伝えました。
最後に梶栗会長が祝祷の中で、「(久保木)会長の最後の仕事は、(文先生の日本)入国問題を解決することであり、それを遺言のように語られていた」と明らかにし、参列者一同が久保木会長の精神と決意を相続する追慕礼拝となりました。
久保木修己会長は、昭和6(1931)年生まれ。立正佼成会会長秘書を務めていた同37(1962)年、統一原理と劇的な出会いをなし、世界基督教統一神霊協会に入会。同39年に初代会長に就任し、平成3(1991)年まで28年にわたって会長職を務められました。平成10(1998)年12月13日、享年67歳で聖和されました。
追慕礼拝中に上映された映像(日本統一教会創立31周年記念礼拝での説教・1990年10月2日・24分)