佐賀大学の女子学生、大学側を提訴

2012年5月25日

 5月17日(木)に教会員である佐賀大学の女子学生とその両親(6000双)は、信仰の自由を著しく侵害され、名誉を毀損されたとして、佐賀大学(佛淵孝夫学長)と同大学文化教育学部准教授・森善宣氏(53)に対して、440万円の損害賠償を求める訴えを佐賀地裁に起こしました。

 

 訴状によると、原告で同大学4年のAさん(22)が3年在学中の今年2月10日、森准教授の研究室に呼び出された際、森准教授からAさんの信仰を軽蔑・侮蔑する発言を繰り返され、加入しているW-CARP JAPAN(全国大学連合原理研究会)及び統一教会からの脱会を執拗に迫られました。

 

 さらに森准教授は、原告であるAさんの両親の信仰についても言及し、統一教会の合同結婚式を通じて結婚したことを「犬猫の結婚」であり、Aさんの家族の生活は「犬猫の暮らし」などと侮蔑。

 Aさんらは、大学と森准教授に対して、誠意ある謝罪等を求めてきましたが、大学側が応じなかったため、法的手段に訴えることにしました。

 

 森准教授は、2006年3月にも同大学の元女子学生を深夜まで連れ回し、そのことを注意した家族に殴る蹴るなどの暴行を加えたとして逮捕され、大学から停職6ヵ月の懲戒処分を受けています。

 

 なお、今回の提訴に関して、5月25日(金)の午後には、佐賀市内で教会側の記者会見が開かれ、地元のメディアのほか、全国紙の記者らが詰め掛けました。

 

 

 

 

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