10月22~24日に浦安の一心特別教育院で、教会のスタッフを含む約100名の教育担当者らが集い、『天の子女教育と持続的改善:次世代型二世教育に向かって』というスローガンを掲げた「全国成和学生教育者研修会」が行われました。
2012年度上半期総括と長期目標
初日は、開会における佐野邦雄家庭局長からの激励の辞の後、「Jr.STFプログラム」の夏季修錬会に関して、国内と海外に分けて報告の時間がありました。
国内でのレベル毎に分けられた修練会の報告の後、海外(韓国、台湾、カンボジア、フィリピン、済州島)の5つの修練会のうち、台湾で行われた修錬会の報告がありました。
その後、各教区・教会からの上半期総括の発表をグループ毎に行い、夕食を挟んで夜の時間には、堀正一・家庭教育局副局長が「真のお母様のご指導と二世教育新路線への提言」、「ビジョン2020」について語り、「天一国40年」の世界状況と統一運動の概観を前置きとして予測しながら、成和青年3万名時代の2020年までに、成和学生部として成すべき方向性を示しました。
青年部への連結と持続的改善
2日目の午前中は、学生部の最終的成果である『連結』をテーマとし、昨年度の卒業生の連結調査結果を共有後、持続的改善のプロセスを一部取り入れた形で全体で議論を行いました。担当者同士の議論は白熱し、改善プロセスの学び以外にも、有益な示唆を得る時間となりました。また、首都圏の成和青年部長への質疑応答の時間も持たれました。
成和学生VIP教育の徹底と心情文化活動の活性
午後は、大嶋秀幸本部長より「非営利組織の経営と青年指導者としての成長」の講義を受け、研修の事前課題であった『非営利組織の経営』(P.F.ドラッカー著)の内容を深く学ぶ場となりました。その後、グループ毎に規模別成功事例の共有を行い、奈良教区の成和学生部長が全体を代表して活動報告をしました。
奈良教区の成和学生部は、在籍から見る礼拝参加率が9割近くになり、青年部への連結率も非常に高い模範的教区です。成和学生VIP教育に則った、心情・規範・主管教育をバランス良く指導し、文化活動にも熱心に投入しています。
続いて、桜井正上祝福教育部長より「祝福教育の展望」について説明があり、夕食後は「心情文化活動の活性」説明の後、圓和道、天父報恩鼓、サッカー、合唱の4つの活動に分かれ分科会を行いました。
短期目標と教区目標・戦略の策定
最終日は、「Jr.STFプログラム戦略2013」を共有し、各種案内として、成和青年部、成和子女部などからも説明を受けました。そして、研修期間中に受けた内容を整理するため、教会別にプランニングシートを記入し、研修での学びを深めて戦略を練る時間を持ちました。最後に閉会式をもって研修の全日程を終えました。