天暦12月13日(陽暦1月24日)午前11時から教会本部の礼拝堂において、「全国祝福家庭総連合会総会長離就任式」が行われました。
佐野邦雄・新総務局長の司会で始まった式典は、小山田秀生分捧王の代表報告祈祷の後、文鮮明師ご夫妻の特別補佐官である金孝律会長の祝辞、梁昌植・世界平和統一家庭連合韓国総会長の激励の辞がありました。
花束贈呈の後、宋ヨンソプ前総会長が「統一家の全食口(教会員)の皆様に感謝を申し上げます」と離任の辞を述べ始め、過去7年にわたって日本の教会に携わったエピソードなどを語りました。これから韓国で新たな責任を持つことに対して、「天一国創建のために永遠に精誠を尽くしたい」と抱負を述べました。
続いて、宋龍天先生の略歴が紹介されました。宋龍天総会長は1979年に入教、82年に祝福(6000双)を受け、李海玉(イヘオク)女史との間に2男1女。86年からケニア宣教師、89年にオーストラリア宣教師、90年にニュージーランド宣教師。99年からオセアニア大陸会長、2003年からはヨーロッパ大陸会長を歴任。
宋龍天先生は就任の挨拶で、「宋ヨンソプ総会長ご夫妻、本当にお疲れ様でした」と慰労の言葉を伝えた後、「真心より頭を下げ、日本の指導者と全食口の皆様に深い尊敬と感謝の意を表します」と述べました。また、「日本が母国の使命を果たすために、“孝”の精神を生活の中で何よりも大事にしていかなければなりません」と述べ、「新しい日本、偉大な日本、勝利する日本」を目指していくことを強調しました。
徳野英治・日本統一教会会長の送迎と歓迎の挨拶では、二人についてそれぞれ4点に絞って功績を挙げ、宋ヨンソプ前総会長については、①7年以上日本を愛し、投入。全国を15回も巡回した ②教会にとって最も困難な時期を担当し、乗り越えた ③教会を堂々と証しながら「原理大復興会」で全国を巡回した ④文鮮明師ご夫妻から信頼されるだけでなく、文亨進世界会長や文國進理事長からも信頼されている などの点を挙げました。
一方、宋龍天先生については、①長い間、海外で宣教師として苦労してきた ②文鮮明師のヨーロッパ入国問題、「シェンゲン協定」の問題を解決した ③スイスの国連本部やイギリスの国会の中で文鮮明師ご夫妻の講演を実現させた ④宋先生自身、円満な人格と円満な家庭を持っている などの点を挙げました。
セチョンジ合唱団の祝歌の後、金孝律会長から宋ヨンソプ総会長に功労牌の授与があり、全祝福家庭と日本の教会員一同を代表して徳野会長から宋ヨンソプ総会長に感謝牌が授与されました。
梁昌植総会長の祝祷の後、古田元男・国際宣教協会共同会長のリードで万歳四唱、全体で記念撮影をして閉会となりました。