昨年十一月三日、千葉県浦安市の一心特別教育院で、「三万双祝福二十周年記念および第二回三万双家庭会総会」が開催されました。以下は三万双家庭会事務局からの報告です。
祝福20周年を迎え"成人"として父母を支える子女となることを誓う
事務局次長 江口浩子
十一月三日、千葉県浦安市の一心特別教育院で、宋榮ソㇷ゚・全国祝福家庭総連合会総会長夫妻をお迎えし、「三万双祝福二十周年記念および第二回三万双家庭会総会」が開催されました。
午前十時から、二〇一二年度の活動報告となる三万双総会と宋榮2総会長のメッセージ、そしてお祝いのケーキカット。午後は昼食を挟み、エンターテインメントや豪華抽選会が行われました。
当初、この総会は九月九日を予定していました。ところが、真のお父様の突然の聖和によって延期となりました。その後、四十日の精誠期間を過ぎてから、十一月三日に行うことが決まったのです。改めて総会を開催するに当たり、真の父母様に心から感謝をおささげする時間にしたいと準備しました。
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晴天に恵まれたこの日、首都圏から子供を含めた三百十人が参加し、家庭数にすると百五十三家庭が集いました。まず、挨拶に立った三万双家庭会の安榮燮会長は次のように述べました。
「今回の総会を通して、私たちも祝福から二十年になり、成人式を迎えたことと同じになりました。今まで父母に頼ってお願いしてきた立場から、父母を支える子女になっていくときです。私たちは、同じ祝福を受けた兄弟姉妹として、今後も互いに支え合いながら共に頑張りましょう」
続いて、宋榮ソプ総会長からメッセージを頂きました。
「祝福家庭の信仰は、子供のために信仰するものです。それが全てではありませんが、父母は自分のために存在するのではなく、子供のために存在します。正しい信仰生活を送るならば、孝子が孝子を生んで、忠臣が忠臣を生みます。皆様が天の前に孝子、忠臣的な信仰をすれば子供は孝子、忠臣になるでしょう。そうでなければそうでない子供になるしかありません。
ある夫婦は、家庭を持って数十年になるのに、夫も妻もお互いに関心を持って暮らしていませんでした。妻は自分の髪型や服装にも気を使わず、夫婦生活においても喜びを感じることなく過ごしていました。
ある時、その妻が『天聖經』を訓読していると、『地上において夫婦生活を通して、熱い愛の経験をし、その味をあじわえないままに霊界に行くと地獄に行く』というみ言に、びっくりしてこのままではいけないと考えたのです。
そして髪型を整え、美しくして夫の帰りを待ちました。
訓読したみ言を夫に伝え、今まで夫婦生活をどのように感じてきたのかを尋ねると、『あまり何も感じずに送ってしまった』と言ったのです。これをきっかけに夫婦で話し合い、喜びを感じる夫婦生活を送るようになりました。
またもう一つは、私が教会長をしていたとき、あるお父さんが娘の離婚の相談に来ました。娘は離婚したいと言っているのですが、お父さんは自分と同じようになっては大変なことになると思いとどまらせてほしいというのです。私が、その娘さんとじっくり話をしたところ、娘さんは離婚を思いとどまったのです。
皆さん、そのようにならないために、夫婦生活をする前には、『神様よろしくお願いします』『神様ありがとうございます』と神様に挨拶すれば、もっと良い夫婦になるでしょう」 宋榮ソプ総会長は、私たちに夫婦仲良く、幸せに暮らしてほしいとして、まるで子供に諭すように語ってくださいました。
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第二部は、二世だけで結成したバンドメンバーが、真の愛をテーマに三万双の祝福を記念した曲を作ってくれました。さらに、本格的な歌の披露もあり、とても盛り上がりました。
続いて、新天地合唱団(韓日、日韓家庭で構成)の姉妹たちが、鮮やかなチマチョゴリを身にまとい登場しました。この合唱団の中には六五〇〇双のオンニ(お姉さん)たちも加わっており、三万双の弟妹のために駆けつけてくれたのです。
その心配りに、祝福に対する感謝の思いと弟妹たちを心から祝いたいというオンニたちの心情が伝わってきました。
今回、この総会のために陰で支えてくれた韓国の姉妹たちの姿がありました。食事の準備から、お祝い用の韓国餅作りなど、手際よくこなしてくれたのです。このようにために生き合う姿こそ、統一家の誇りである心情文化世界ではないかと思います。
最後に抽選会がありました。多くの景品を提供していただき、最初から最後まで笑顔あふれる時間を送ることができました。中でも、韓国往復ペアチケットは注目の的となり、大変盛り上がりました。
今後も、三万双祝福家庭の兄弟姉妹が共に助け合い、神様と真の父母様を証ししていける家庭として頑張りましょう。