天暦12月28日(陽暦2月8日)午前10時から東京・渋谷の教会本部礼拝堂で、「忠臣奉天」「天永武士」梶栗玄太郎・前日本統一教会会長の「聖和(逝去)40日追慕礼拝」が行われました。
梶栗前会長は2009年7月、第12代日本統一教会会長に就任。それ以降、闘病生活を続けながら、教会の組織強化のほか、説教や信仰指導などに尽力する中、2012年12月26日午前6時10分、聖和されました(享年75)。
佐野邦雄総務局長の司会で始まった追慕礼拝は、主礼の徳野英治会長がローソク点火した後、小山田秀生・分捧王が報告祈祷。続いて、梶栗会長を偲ぶビデオが上映されました。
次に、長男の梶栗正義氏が「聖和」前後の詳しい経緯を説明。貴重なエピソードを交えながら、地上生活の最期の一瞬までみ旨を中心に歩まれた梶栗会長の生き様を証ししました。
主礼の徳野会長は、数々の試練を受けながらも神への信仰を貫いた旧約聖書に登場する義人ヨブを紹介しながら、「神から捨てられたような立場でも孝の精神を貫くこと、完全自己否定が完成への唯一の道だ」と強調。「ヨブの生き方と梶栗会長の姿が重なって見える」と述べました。
それに続いて、宋龍天先生は特別メッセージで「なぜ天が梶栗会長を愛されるのか。それは無私無欲だからだ」と指摘しながら、梶栗会長の忠孝の精神を受け継ごうと参加者に呼び掛けました。
全体で献花した後、徳野会長が祝祷。最後に、家族を代表して梶栗惠李子夫人が感謝の言葉を述べ、全体で記念撮影をして閉会となりました。