5月25日(土)発売の月刊誌『宝島』7月号に、「統一教会信者 “拉致監禁” 裁判傍聴記」と題する4ページの記事が掲載されました。
5月14日(火)に開かれた後藤徹氏の民事裁判を傍聴した記者は、「素人目にも(後藤氏の家族が)『閉じ込めていたのではないか』という印象だった」と感想を綴っています。
また、脱会説得に関わっていたカトリック教会の神父や、かつて「脱会説得者」だった人物へのインタビューを通して、「(脱会)説得者側のカルト性」についても言及。「脱会させる方法・マニュアルは確立されていて、生活空間からの切り離し、猛烈な自己批判要求、手記執筆、脱会届、そして教会側への裁判までが1セットでした」などの証言が紹介されています。
記事は、「オウム事件の明確な総括もない中、日本人と宗教を考える上でも見過ごせない裁判であり、黙殺してはならないと思う」と締めくくられています。
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