第3回「首都圏父母FE研修会」を開催

2013年11月15日

 11月10日(日)、東京都渋谷区の教会本部において、第3回「首都圏父母FE研修会」が開催されました。「FE」とはField Educatorの略で、中高生の子女教育を担当する現場教育者のことです。定期的に行われるFE選抜修錬会に参加することによって、その資格を認定されます。

 

 第1期から15期までのFE選抜に参加しFE資格認定を受けた父母FE34名が、都内をはじめ、埼玉、茨城、千葉、神奈川、岐阜の各県から参加しました。各現場で成和部長、成和学生部長、中高生・小学生・幼児担当、父母会長など、子女教育を担当する方々が集まり、研修を行い議論を交わしました。

 

 開会式では、青年学生局の田中富広局長より、青年学生局の使命と父母の姿勢についての講義がありました。「青年学生局は、『ビジョン2020』に向けて大きな期待を受けて新設された局であり、将来の統一運動の主力となる二世圏を立てていく使命がある」と説明がなされました。また、「子女教育を自分の家庭だけで何とかしようとするのではなく、関係者とよくコミュニケーションを図ることが大切である」と、具体的な父母の姿勢などが語られました。

 

 開会式後は、所属教会を越えたグループに分かれ、各自の活動内容を共有する場を持ちました。場所は違っていても、同じ子女教育の使命に取り組み続ける担当者同士が、共通の課題と苦労があることを発見し学び合う時間となりました。

 

 次に、石原圭太郎Jr.STF-JAPANディレクターより、2012年度高校卒業生の成和青年への連結調査報告があり、「中高生期の通教頻度が高いほど連結率が向上する」「両親の中でも父親が通教している家庭の方が連結率が向上する」「Jr.STFプログラム参加者の青年連結率は約7割、不参加者は約3割」などの調査報告があり、統計データによって中高生期に心得ておくべき取り組みについて考察する時間となりました。

 

 その後、教会学校で役割を持つ担当者と父母会関係者とに分かれたグループディスカッションを行いました。教会学校担当者は、二世三世達が直面する具体的な課題解決のディスカッションを行い、「男女問題、インターネットの使用、経済事情等の問題についてどのように指導するか」といったテーマについて、指導方法や回答内容を議論しました。父母会関係者は、子女教育の環境整備の要となる父母会の推進について話し合いました。各現場の状況、成功例と失敗例を共有しながら白熱した議論が交わされ、解決策を見つけ出していきました。

 

 最後に、各グループで議論した内容を全体で共有し合った後、父母FEとしての今後の目標を確認し、閉会となりました。 

 

 

参加者の感想

 今のソドムとゴモラのような環境で二世達が祝福を全う出来たら合格、それ以上を望んで重荷を負わせるのはかえってマイナスなのでは?と思っていました。しかし、真のお母様は2020年にご子女様に立って欲しいと願っておられ、それを支えるのがご父母様と縦的に繋がった二世達であるべきだ、と考え直しました。(53歳男性/父母会長)

 

 他教会の成和学生に関わりのある人と意見交換できることが大変有難いです。一つの教会の中高生スタッフだけでは解決策が見つからなくても、他の教会では既に乗り越えた実例もあって、大変勉強になります。(57歳男性/成和学生部副部長)

 

 私自身、平日の夜、遅くまで職場にいる癖がついてしまっていますが、課題解決ディスカッションを通して、早く帰れる日は早く帰宅して、家族と共にいる時間を増やそうと決意できました。ありがとうございます。(58歳男性/中高生担当)

 

 

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