先日、統一教会平和奉仕ボランティア隊(UPeace)の伊豆大島支援プロジェクトについてお知らせしましたが、11月18日に第1陣を派遣して以降、これまでに3陣、延べ約20名の教会員を現地に派遣しました。
ここでは、11月26日から28日まで作業に当たった第3陣の様子を簡単にご紹介します。
今回参加したメンバーたちは、25日午後10時に東京をフェリーで出発し、翌26日午前6時に伊豆大島に到着。午前8時半から現地のボランティアセンターで受付を済ませた後、オリエンテーションに参加し、ニーズのあるお宅に必要な用具を持って向かいました。
現場での作業は、民家の中や外に堆積した土砂を掻き出したり、屋内の砂ぼこりをきれいに払い落とすなどの作業がメインとなりました。沢山の砂ぼこりが舞う中をゴーグルとマスクを着用しながら、午後3時の終了時間まで黙々と作業を行いました。その日に掻き出した土砂を一箇所に集めると、その山は人の背丈ほどの高さに達していました。
12月中も現地のニーズが見込まれているため、UPeaceでは現在、第7陣(12月9~12日)まで派遣する予定です。参加を希望される方は以下のページから詳細をご確認ください。
【第3陣 参加者の感想】
今回の災害ボランティアに参加して、改めて日頃の防災(減災)意識向上の必要性と、災害時だけでなく、日頃の地域社会との円満な交流や絆の大切さを感じました。
ボランティアに来ている方々と交流することも多くあり、他の団体の方々と寝食を共にさせて頂きましたが、色々と交流する中で、特に個人で自発的に来られている方々は、外見は泥にまみれて真っ黒でしたが、自分に何ができるのかを一生懸命求めていて、笑顔がとても輝いて見えました。 柄本公生(広島教会所属)
実際の現場は、全壊や半壊のお宅もあり、献花が捧げられていたりと心痛ましい状況ではありましたが、被災された方々が心から笑顔になり、安心して暮らせるように、皆が協力し尽力する姿や復興が進んできている現場を見て、希望を感じました。
伊豆大島の一刻も早い復興を心から祈願し、また今回の貴重な経験を生かして、どんな有事の際にも人のために全力で尽くせる人間になっていきたいと思います。 谷口侑紀(武蔵野教会所属)
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