このたび、当法人の日本人宣教師13人の手記を収録した書籍『宣教師 ~世界に羽ばたく13人の日本人~』(大洋図書)が出版され、都内では紀伊國屋書店、ジュンク堂書店など大手書店でもお求めいただけます。
これまで統一教会の信徒で、海外で活動したメンバーは何千人にも上ります。宣教55周年を迎えた昨年、手記を募集し、その中から選ばれた13編を収録。見ず知らずの現地語も分からない国へ、愛する幼子を日本に置いて出発していった宣教師たち。彼、彼女らは現地で強盗に遭遇したり、反政府ゲリラ関係者と間違われて逮捕されるなど様々な困難と遭遇します。
それでも、宣教師たちは宣教期間を振り返って、こう記しています。
「宣教した期間は私の青春期で、主と共に歩んだ人生最高の輝かしく誇らしい期間だった」(p.54) 「私の信仰生活のもっとも貴重な期間」(p.90) 「私にとって永遠の宝です」(p.148)と。
ある若い女性宣教師は生後40日の赤ん坊を残して宣教国に向かった胸中を、「どんなに日本が平和であっても、私の家族が安泰であっても、隣人が苦しんでいたらそこに平和はありません」(p.90)と吐露しています。
様々な葛藤を超えて、汗と涙がにじむ13人の壮絶な手記を、是非ご覧になってみてください。
なお昨年からは、二世・青年の教会員を中心とした「天一国青年宣教師」が世界各国で宣教活動を行っています。親からその子供たちの世代へ、宣教精神は受け継がれ、宣教活動は現在も続いています。
発行・発売:大洋図書、総256ページ、定価1,944円(税込)。
※教会員のかたは、所属の教会を通じてお求めください。
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