将来の統一運動を担う優れた人材の育成と二世圏指導者層の養成を目的とした「2015年度 天一国奨学金奨学証書授与式」および「活動報告会」が9月19日、東京渋谷の松濤本部にて行われ、今回、奨学金を受ける奨学生ら18人が集いました。
勅使河原秀行・人事部長の司会で始まった集会は、佐藤進同次長の趣旨説明の後、代表して二人が活動報告をしました。鮮文大学の純潔学部を卒業した先輩奨学生は、「(朝鮮半島が)南北に分断された神様の悲しみを実感して人生が大転換しました。多くの人々に愛と希望を伝えられる絶対性の夫婦・モデル家庭を目指します」と語り、もう一人の奨学生は、「社会の中で活躍する二世のネットワークをつくり、専門性を生かして、社会と国家に貢献したい」と抱負を述べました。
次に、李成萬・企画本部本部長は祝辞で、「天一国の実体化には(分野毎の)専門家が必要です。神様と真の父母様が感動する人材になって下さい」と先駆者としての役割を強調。
宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長は、「ヨセフはエジプトで7年間の大飢饉を克服し、偉大な指導者になりました。同じように、世界が苦痛と混乱の危機に瀕する中、天の伝統を相続して、創造本然の世界・天一国を実現するという夢を実現する者になって下さい」と、激励しました。
その後、今回の奨学生に奨学証書と記念品が、先輩奨学生には記念品が授与され、1部が終了。
2部の懇親会では、参加者一人ひとりがそれぞれの専門分野を通じた社会貢献と天一国の創建に向けた夢を紹介した後、交流の時間をもち、二世・青年圏の育成と新しい時代の出発を決意する機会となりました。