新潟と北海道で5月9日(日)、統一教会信徒への拉致監禁・棄教強要に抗議するデモ行進が行われました。新潟では、新潟駅近くにある石宮公園でデモ行進前の抗議集会が開かれ約150名が参加しました。集会では、12年5ヵ月の間監禁された「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表が体験を語りました。新潟は後藤徹氏が最初の2年間を監禁された所であり、後藤氏の監禁にも関わった松永堡智(やすとも)牧師がいる地域でもあります。集会を終え、参加者は決意新たにデモ行進に出発しました。
デモ行進中、拉致監禁問題を訴えるチラシを受け取ったある通行人は、監禁解放直後の後藤氏の痩せ細った写真を見て、「この写真の方は亡くなったのですか?」と話しかけて来ました。「その人は、デモ行進の先頭を歩いています」と説明すると、驚きながらチラシの内容に関心を示していました。
北海道では、札幌市の中心部にある札幌大通公園にデモ参加者約200名が集まりました。まず、「拉致監禁・強制改宗 北海道対策委員会」の上館副委員長があいさつをし、それに続いて、「北海道被害者の会」の湯朝会長が、「自分も2年間、精神病院に強制的に入院させられた。青春時代の大事な時期を拉致監禁されることで無駄にした。信教の自由は人間に与えられた権利であり、自由を守るために立ち上がらなければならない」と訴えました。その後のデモ行進は、大通公園沿いを約40分間、横断幕・プラカードを掲げ、連呼をしながら進みました。
新潟デモ行進
新潟デモ行進
北海道デモ行進
北海道デモ行進
北海道デモ行進