7月23日、北海道帯広市の郊外、霊峰・剣山の中腹に位置する「聖火の郷」で、「天運相続 孝情 還元祈願聖火式」が盛大に行われ、地元の教会員を中心に全国からおよそ3300人が参加しました。
式典は、韓国の民族音楽「サムルノリ」の太鼓の音で開幕。アイヌ民族の伝統的な歌と踊りに続いて、幼児から青年までのメンバーが一つになって、「愛を探して、人生を探して」などの歌に合わせて「天父報恩鼓」の躍動的な演舞を行い、会場を盛り上げました。
続く第2部では、天宙清平修錬苑のスタッフのリードで約50分にわたって讃美役事が行われました。
安田公保・第1地区長の司会で行われた本式典は、聖歌隊の讃美と共に始まりました。
徳野英治会長は主催者挨拶で、「真のお母様(韓鶴子総裁)が世界で唯一、聖火式を許諾して下さったのが、ここ聖火の郷です。きょうの式典は、清平と本部と現場の第1地区が真の父母様(文鮮明・韓鶴子総裁ご夫妻)を中心に一つとなって開催される初めての聖火式なのです」と語りました。
また宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長は歓迎の辞で、「私たち自らが家庭連合の理想を完成する完成期の道を歩いて完成実体に近づくようになれば、私たちの肉身を通してしか成長することのできない絶対善霊も共に成長して完成実体に近づくのであり、祈願書の内容が成就され、天の父母様(神様)の祝福を受けるに足る“器”となります。そして、まだ救われていない宗教圏の霊人たちと善なる霊人たち、究極的には悪霊たちも皆、救われることができる道が開かれるのです」と強調しました。
続いて、天宙清平修錬苑の李命官副苑長が「きょう挙行される『聖火式』は、悪運を取り除き、天運を相続する聖なる儀式です。先祖の罪と悪の因縁を清算する最高の先祖供養の儀式であり、個人・家庭の健康と幸福を祈願し、すべての願いの成就を祈願する儀式です」と説明。その上で、「天運とは神様の運勢であり、最高の運勢です。きょう参加された皆様は天運を受け、霊的役事の驚くべき恩恵の奇跡を体験することができるのです」と力強く語りました。
引き続き、告天感謝文の朗読の後、全地区の代表者11人が祈願書を聖火壇に奉納し、12人の教区長が会場中央に設置された3つの聖火壇に聖火を点火。全国から集められた61万枚に上る祈願書が天に奉献されました。
参加者は、燃え盛る聖火を見ながら、霊界の先祖の協助を受けて神氏族メシヤの使命を勝利する決意を新たにしながら、このような貴重な恩賜を与えて下さった天の父母様と真の父母様に深い感謝を捧げました。
聖火式は、全体で所願成就祈祷と億万歳三唱を行った後、閉幕しました。