世界日報紙の特集「拉致監禁の連鎖」で、富澤裕子さん(44)の拉致監禁の体験を綴った記事の連載が、8月30日から始まっています。この記事は、後藤徹氏と医師・小出浩久氏の連載に続く第3弾です。
現在、韓国・江原道で家族と共に暮らす富澤さんは、1997年6月に発生した、「鳥取教会襲撃事件」の被害者です。この襲撃事件は最も衝撃的な拉致監禁事件の一つとして知られ、元警察官の父親ら10人以上が武器を持って鳥取教会に乱入。他の教会員に暴行を加えながら富澤さんを拉致した悪質なものです。その後、事件の首謀者らは、富澤さんを1年3ヶ月にわたって監禁し棄教を強要しました。 連載は、同紙記者による富澤さん本人への取材により実現。拉致監禁事件の犯罪実態や、家族やキリスト教神戸真教会の高澤守牧師らによる耳を疑うような暴挙が詳密に暴かれています。
第一回目の記事では、富澤さんが渡韓して11年間書き続ける手紙に家族からの返事は一度も無く、両親に孫を会わせることもできない断絶状態が続いており、富澤さんが胸を痛めていることに言及しています。
記事は世界日報のホームページで、無料で閲覧することができます。
「世界日報・特集『拉致監禁の連鎖』鳥取教会襲撃事件」