今回イスラエルを初めて訪問した文亨進世界会長は、1965年度に文鮮明師がエルサレムを訪問した時に選定した聖地を訪問しました。この聖地はゲッセマネ周辺にある樹齢千年を超えるオリーブの木で、イスラム、ユダヤ教、キリスト教が一つになるように願って選定されたものです。その木には3つの宗教を象徴する3つの釘が打ち込まれています。文亨進世界会長は文鮮明ご夫妻の真の愛と、3つの宗教が一つになることを願うその願いが込められたオリーブ木の根に何度もキスをし、木を撫で、3つの釘に一つ一つ触れながら本人が首にかけている統一マークを突き合わせ、真の御父母様の願いが一日も早くかなうことを期待し、またその御言と恵みを相続しようと祈りました。
また文亨進世界会長はイスラエルの北に位置するドルーズ派(Druze)の宗教本部にも訪問しました。日程の遅れにより2時間遅れで到着しましたが、教団の教主であるシェークモワカクタリフ(Sheik Mowafaq Tarif)を中心に主要リーダーたちが文亨進世界会長を歓迎してくれました。
イスラムに起源を置く彼らは真の父母様が教える理想家庭の価値を最高に感じることができ、中には自分の財布の中にいつも入れている真の父母様の写真を見せてくるリーダーもいました。文亨進世界会長は真の父母様の尊影を各リーダーにプレゼントしながら、「この尊影がみなさんを霊的に守ってくれます。」と祝福しました。
シェークモワカクタリフ(Sheik Mowafaq Tarif) 教団最高責任者は、文亨進世界会長を送ってくださった点に深く感謝し、「長い間に渡り真の父母様が展開してきた超宗教運動の真の価値について話し合い、自分たちのドルーズ派の本部も真の父母様の思想により、宗教平和のためにすべての宗教人たちが自由に尋ねて来て平和のために論ずることができる場所になった」と真の父母様に感謝の意を伝えました。