文亨進世界会長はフランスでの日程を終え、8月27日にドイツを訪問しました。文鮮明ご夫妻が1965年7月に選定された聖地で祈祷をし、食口の家庭訪問をしました。訪問した Seppo and Brigitte Makkonen 家庭はとても信仰的で家族仲もよく、また地域ともよい関係を結んでいる家庭でした。文亨進世界会長は今まで食口の負担になるからと食事を準備されるのを遠慮して来ましたが、この家庭では家庭訪問の中で初めて準備された食事をいただきました。
翌日は早朝精誠と訓読会を終えて、マルチンルターが聖書をドイツ語に翻訳したといヴァルトブルク(Wartburg)城とブーヘンヴァルト強制収容所(Buchenwald concentration camp)を訪問したました。この強制収容所は第二次大戦中にナチスドイツによって多くの囚人が命を落とした場所であり、神を否定する人の手によって多くの尊い命が奪われたことを痛感する訪問となりました。
その次の日は日曜日であり、文亨進世界会長は1200名のドイツ隣近の食口が集まる中でスピーチをし、その後、次の目的地であるイギリスに出発しました。
イギリスに到着した文亨進世界会長は他の国と同じく早朝2時半に起床して食口たちと一緒に天地人気孔体操、瞑想、証しと訓読会の時間を持ちました。
イギリスでは国家メシヤである藤井家庭の二世が、幼いころからの信仰生活における葛藤を乗り越えて伝道を勝利し、またヨーロッパで電気分野の最高権威である Imperial College London を首席で卒業した証しをしました。
その後、午前10時からは約1000名余のイギリス食口が集まる中で文亨進世界会長がスピーチをしました。今回のヨーロッパ訪問でのスピーチの主題は「信仰の本質を捜そう」でした。その中でマタイ福音書6章9~13節に出てくる祈祷文を一緒に朗唱をしながら「私たちがする祈祷の姿勢を見せてくれる良い例だと」と説明しました。また、文鮮明ご夫妻はまず神様に感謝し、神様の心情を慰め、それから世界のため、国のため、社会と氏族のため、祝福家庭のために祈った後に自分の家庭のために祈ることができるように、神様から 8段階を通して祈らなければならないと教えられたことを説明しました。
スピーチを終えた文亨進世界会長は抽選で選ばれた Robertson家庭を訪問しました。Robertsonさんは病気のため車椅子での生活をしながらも伝道に励む食口でした。世界会長はRobertsonさんとの会話の中で、西洋社会は四大心情圏を理解することができたら家庭問題と離婚問題などの多くを解決することができるということを、さまざまな事例を元に説明しました。そして家庭の中でお互いの長所を 3つずつ言い合うこと、またその前に相手に対して感謝の祈りをささげるようにと伝えました。
また、この家庭では子女が一人しかいないため、信仰の子女3人を含めて、一人ひとりの子女と週に一度、日を決めて深い関係を結び、また会話をするだけでなくお互い祈り合うようにと言われました。
文亨進世界会長は翌31日にはイギリスの国会でスピーチをし、インタビューを受け、全てのスケジュールを終えて午後7時ごろ韓国へ向かって帰国の途につきました。