東京都杉並区で9月27日(月)、「拉致監禁・強制改宗」に抗議する集会およびデモ行進が行われました。
約200名が集まった会場には、講師として、魚谷俊輔UPF事務次長、「被害者の会」の後藤徹代表、そして本部の澤田一誠部長が登壇。最初に、魚谷事務次長が、日本の拉致問題解決に向けた海外での多くの進展と成果を紹介すると、会場からは感嘆の声が上がりました。
続いて、後藤代表が自身の12年5ヶ月の監禁に深く関与した「脱会屋」宮村峻氏の人物像を中心に説明。「犯した罪を自覚し、悔い改めることを通して、最終的には救われないといけない人だ」と語りました。
最後に、澤田部長からこうした取組も挑戦するかのように、現在5名の兄弟姉妹が拉致監禁されている状況が報告されると、参加者たちは驚きを隠せない様子でした。
その後のデモでは、同地域に住む宮村氏に対する抗議の声が多く上がりました。今回初めて、後藤代表が監禁されていたマンション「荻窪フラワーホーム」の周辺も行進。デモ参加者は「宮村峻とインターネットで検索してください!」「拉致監禁請負人、宮村峻は監禁ビジネスを止めよ!」と声を上げ、悪辣な拉致監禁を行う脱会屋の正体を訴えました。
宮村氏について説明する後藤代表
止まない被害に、決意を新たにする参加者たち
雨の中、拉致問題の終焉を求めるデモ隊
同地域で5回目となるデモ行進を終えた参加者たち