京都と兵庫の二箇所で10月17日(日)、「拉致監禁・強制改宗」に対する抗議デモが行われました。
京都市北区には、統一教会信者に対する拉致問題への悪質な関与で知られる船田武雄牧師(日本イエス・キリスト教団京都聖徒教会)がいます。デモの前には、船田牧師に対する抗議ビラが400枚、京都聖徒教会付近で配布されました。
デモに先立ち、賀茂川河川敷で行われた抗議集会には130名が集合。激励の挨拶に立った朴用浩教区長が、監禁下で船田牧師に信仰を蹂躙され、約120日目に自殺に追い込まれた藤田孝子さんの写真を掲げながら、悲惨な拉致問題の解決を参加者に訴えました。
デモ行進は、「京都から不当な人権侵害を追放しよう!」「船田牧師は、藤田孝子さんの自殺に対して釈明せよ!」と声を上げながら、大通りを練り歩きました。参加者は「もうこれ以上被害者を出さないため、脱会した兄弟姉妹に報いるつもりで今回のデモに臨みました」「藤田孝子さんに届くように大きな声と力強く拳をあげました」といった感想を話していました。
神戸市灘区では、王子公園に約130名が集結。同地域には、多くの拉致問題への関与と、その野蛮な手法で悪名高い高澤守牧師の神戸真教会と尾島淳義執事の青谷福音ルーテル教会があり、デモ前日までに、3000枚の抗議ビラが近隣の一軒一軒に配布されました。
板谷安一教区長たちが先頭に立ったデモ隊は「拉致監禁を許すな!」と強く訴え、プラカードを高く掲げて行進。「今まで他人事と思っていた拉致問題デモに初めて参加し、この様な悲劇は絶対起こしてはならないと感じた」(24歳・青年)という参加者などがいました。
京都聖徒教会前を行進するデモ隊(京都)
力強く抗議するデモ隊(京都)
京都の人権侵害問題を訴えたデモ隊(京都)
プラカードと共に不当な人権侵害を訴えるデモ隊(兵庫)
練り歩くデモ隊(兵庫)
神戸真教会の付近を行進するデモ隊(兵庫)