12月4日(土)に教会本部礼拝堂において、伝道教育局文化部主催の「第4回聖歌隊コンクール」が開催されました。当日会場は200名以上の会衆で満たされ、熱気溢れる発表の場となりました。
このコンクールは、教会の発展と聖歌隊文化の定着を願って企画され、2008年12月以来定例化し、今年の9月には西日本大会も開催するなど、全国的に展開されています。今回は8つの聖歌隊(第3地区より南埼玉(浦和)、第4地区より栃木(宇都宮・足利)、北新潟(新潟)、第5地区より南東京(渋谷、世田谷)、北東京(足立)、西東京(杉並・武蔵野)、第6地区より東神奈川(横浜))がエントリーし、個性豊かな演奏による素晴らしい発表となりました。
主催者として挨拶した長坂文化部長は、課題曲に選ばれた「聖励の新歌」(聖歌3番)についての背景を述べ、文鮮明師が新しい歴史を築いていく決意で北朝鮮から南下する出発の日が今日(12月4日)であることを話し、歴史的なコンクールであることを強調されました。そして「聖歌隊という文化を統一教会の中に広げていくことを通して、教会がより宗教的に、霊的に豊かになっていく、その一角を皆さんが担っているということを確信して、今日からまた出発して頂きたい。」と話しました。
審査は、ハーモニー、美声、表現力、一体感、声量などの音楽性のみならず、事前に報告された日頃の礼拝貢献度も審査されました。それぞれの聖歌隊が、課題曲を無伴奏で、そして自由曲を発表。審査の結果、第1位は第5地区西東京教区「West Youth Choir」(自由曲:True Love~真の愛~)、第2位は第5地区北東京足立青年部「クレッシェンド」(自由曲:感謝します)、第3位は第4地区栃木教区「ラ・メール&アクア」(自由曲:ホルロアリラン)、そして奨励賞として第5地区南東京の「渋谷教会聖歌隊」(自由曲:讃美歌453番「きけや愛の言葉を」)が選ばれました。
審査員の総評では、聖歌編纂委員の天野照枝先生からそれぞれの聖歌隊に講評を頂き、また今後の課題に希望的なアドバイスを頂きました。そして、「今日は皆さんの歌声を聞きながら何度も涙を感じました。是非、皆様の歌声で新しい文化を作って頂きたいと思います。」と話されました。
参加者の中には、「聖歌隊のレベルが向上していることが顕著に表れ、それは各教会での礼拝が発展していることに通じ、希望を感じました。」との感想もありました。また、この様なコンクールや様々なイベントをきっかけに結成されている聖歌隊もあり、参加者たちはみな更に聖歌隊文化が拡大し、伝道の運勢と共に教会がより大きく発展し、開かれた礼拝が作られていくことに希望を感じていました。