1月1日、早稲田高田馬場聖所巡礼が実施され、200人余りが集いました。
三代の家族連れから現役大学生まで、さまざまな教会員が続々と高田馬場駅前のロータリー広場に集まり、午前11時11分11秒のカウントダウンに合わせて全員で億万歳を叫び、巡礼を開始しました。
始めに1965年10月8日に文鮮明師が早稲田の学生に語られたみ言が訓読されました。その後ロータリー広場を出発して、雄鶏舎跡、旧戸塚警察署跡、三橋家下宿跡、早稲田大学キャンパスの順で回りました。
歴史編纂部の井口康雄部長が各ポイントで立ち止まり、日本留学時代の文鮮明師が残された足跡、また隠された事情やご心情などについて解説しました。
最初のポイントである雄鶏舎跡は、日本で初めて統一教会としての礼拝が行われた場所です。ここでは、日本統一教会の初穂でありその当時の現場を知る唯一の生き証人でもある増田勝先生が証しをしました。
早稲田大学キャンパスでは、まず文鮮明師が学ばれた校舎の跡地脇まで行きました。そして、1965年に文鮮明師が早稲田を訪ねられたときに感謝と感動でお迎えしたと飯野貞夫さんが証しをしました。飯野貞夫さんはこの巡礼に親子孫の三世代で参加されました。
次に、早稲田大学キャンパス内の高田早苗像の前で全体写真を撮り、最後に巡礼の一行は大隈講堂に到着しました。そして、講堂前の階段に、文鮮明師の卒業写真のように、文鮮明師が立たれた位置を中心にして参加者全員が並んで写真を撮りました。その後、南北統一局の金源植局長が代表祈祷をし、全体で億万歳を叫んで3時間の巡礼を終えました。
早稲田高田馬場聖所巡礼は、当時高田馬場教会長だった宋幸哲氏の働きかけで、まず数人の有志の手により留学時代に関わるみ言を編集した訓読本が制作され、2000年10月2日の創立記念日をもって開始されました。これまでに500回以上実施し、参加者総数は15000人に及んでいます。この巡礼が、文鮮明師ご入国の条件になるようにとの願いを込めて、今日まで発展しながら継続されてきました。