月刊誌「財界にっぽん」2011年3月号に、全国の大学で「カルト対策」と称して、統一教会の友好団体「CARP(全国大学連合原理研究会)」のメンバーに起こっている「忌まわしい“迫害”」の実態について、特別レポートが掲載されました。
記事は、宗教ジャーナリストの室生忠氏が執筆しており、今回で12回目のレポートになります。
「確認されているだけでも、学内拉致を含めてこの5年間に約40件ものCARPメンバーの拉致監禁事件が発生している。大学におけるCARP迫害の実態はいかなるものか」と実際に起きた事件を基にその特徴や構造などを明らかにしています。
「まず慄然とさせられるのは、大学関係者が公然と『救出』と称する強制棄教、つまり拉致監禁の必要性に言及していることだ」
「事件の発生を事前に知りながら、防止するどころか進んで協力を申し出る大学教授たち。これが正義と真理・真実の探究を旨とする国立大学の姿だろうか」と筆者も憤りを込めて、様々な事実を報告しています。
「大学の保護者への働きかけは、驚くべきことに、本人が大学を卒業した後も続く」という事実があることなど、次回からも数回にわたって、この問題を追求していくようです。
同誌は、2月1日から全国の主要書店で販売されており、主要図書館でも閲覧することができます。