5月11日(水)、11時から東京地方裁判所において、ストーカー規制法違反容疑で逮捕された宇佐美隆氏(42)の初公判が行われました。
今年の2月7日、警視庁公安部は、所在不明の婚約者を捜していた埼玉県越谷市、統一教会信者の宇佐美氏をストーカー規制法違反容疑で逮捕しました。
逮捕容疑は、『統一教会を脱会した女性(36)に対して昨年6月から11月、5回にわたって東京都内の路上で女性を待ち伏せしたり、つきまとったりした』というものです。
宇佐美氏は逮捕後、警察や検察に対して、「ストーカー行為ではない」と一貫して無実を訴えてきましたが、残念ながら東京地検は2月28日、宇佐美氏を起訴しました。
満席となった法廷に姿を見せた宇佐美氏。大変緊張した面持ちが伺えましたが、検察官からの起訴状の朗読に対して、「恋愛感情充足が目的ではない。突然行方不明になった婚約者の居場所を探すのが目的だった」と自らの主張をハッキリとした口調で述べました。
宇佐美氏の弁護側からの確認や検察側の証拠の提示などが行われた初公判は、1時間ほどで閉廷となりました。
次回の公判は5月26日(木)の13時30分から、告訴人の証人尋問が予定されています。
なお当日の傍聴は抽選になりますので、東京地方裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。
この事件の真相と教団の見解については、当サイトに掲載の『宇佐美隆さんの事件に関する見解』をご覧下さい。