宗教社会学者の中西尋子氏(関西学院大学非常勤講師)は、今年3月11日発行の『宗教と現代がわかる本2011』(平凡社)に「韓国に渡った統一教会日本人女性信者の実態」というレポートを発表しました。
このレポートは、統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗を「話し合いの場を持ち、説得すること」と事実をねじ曲げ、韓日祝福家庭について「教義的には申し分のない結婚をしたはずだが、実態は異なる」と主張するなど、極めて偏向した内容となっています。
これに対し、韓国在住の日本祝福婦人が6月から7月にかけ、中西氏に相次いで抗議文を送付。「昔のデータを基に、今現在も私たちが惨めな生活をしているかのような書き方をしていますが、こんな事実とは異なる嘘の論文を発表すること自体、大きな問題です」「中西さんに少しでも良心があるのなら、私たちを裏切り、善意を踏みにじったことに対して謝罪し、この論文はでたらめだったと世の中に謝罪するべきです」と訴えています。
ご本人の了解を得て、「在韓日本人拉致監禁被害者の会」の寺田こずえさんと韓国・淳昌教会の日本婦人有志からの抗議文の内容を掲載します。
淳昌教会の日本婦人有志の抗議文