9月3日(月)久留米教会礼拝堂において、第12地区主催、伝道教育局文化部共催「第1回九州合同讃美礼拝」が開催されました。この讃美礼拝は、これまで首都圏で培ってきた聖歌隊育成モデルを九州へと展開し、更に地区レベルでの讃美礼拝の体験を広げ、聖歌隊同士の交流を進めることを通し、礼拝の質的向上を促進するために企画されたものです。160名の参加者で会場は熱気に溢れ、喜びと希望と神霊に満ちた礼拝となりました。
「神様の真の愛を相続しよう」をテーマに開催された讃美礼拝では、沖縄を除く全教区から8組の聖歌隊(福岡、佐賀、長崎、熊本(2組)、大分、宮崎、鹿児島)が参加しました。この機会に結成されたばかりの聖歌隊から、ジャズアレンジの宗教曲をこなすチームまで、幅広い顔ぶれとなりましたが、それぞれが個性を余すことなく発揮した印象深い礼拝となりました。本部作成のPPTにより、写真入りの歌詞が終始美しく流れ、礼拝の雰囲気を自然に盛り上げました。
み言訓読の後、金 滿辰地区長が「神様の真の愛を相続しよう」という題で説教をしました。金 滿辰地区長は、幼い頃、キリスト教会で聴いた讃美歌が昨日のことのように思い出されて思わず涙が出たと語られ、韓国で有名な朱基徹牧師の話をしました。
朱基徹牧師は「私の主、神様以外を愛することはできない」と神社参拝を拒否したため、官憲は「釘を逆さに打った板の上を裸足で歩けば神社参拝をしなくてもよい」と迫りました。信徒達は「どうか牧師様、もうおやめ下さい」と懇願しましたが、彼は信徒達が見守る前で歩き始めました。足からどんどん血が流れ、信徒達は涙を流しながら讃美歌を歌い始め、彼はその讃美歌に奇跡的な勇気を得て渡り切ったのです。この説教は、この日の讃美礼拝に参加したひとり一人の心に深く染み入りました。精誠を込めた讃美に一同深い感動を覚えて、心を耕されていたからです。
この日、初めて礼拝に参加された方が3名おられましたが、そろって深い感銘を受けているその姿に、直接伝道の決め手は讃美に満ちた礼拝の充実にあると一同が痛感した感動の讃美礼拝でした。
今後も、全国のたくさんの教会で讃美礼拝を展開し、多くの方が集い神様と真の父母様に喜んで頂けるような素晴らしい教会を築いていきます。
《参加者の感想》
◆心が整理され清められた気がします。讃美歌の素晴らしさを実感しました。毎月一度くらい教会でもこのような礼拝があったらいいと思いました。(50代女性)
◆とても良い時間で感動しました。またこのような礼拝があることを楽しみにしています。(19歳男性)聖歌を讃美する素晴らしさを感じました。(25歳男性)
◆「讃美歌や聖歌は応援歌だ」というみ言がとても心に残りました。歌い、喜びを持ちながら歩んでいきたいです。(23歳女性)
◆讃美歌の持つ力は想像を越えるものでした。会場の空気がどんどん清まっていくのを感じ、不思議な力を感じました。これから「この歌の力で一つになって喜んで皆歩んでいける!」と思い大きな大きな希望を感じました。(聖歌隊員)
◆感動しました!練習時間もままならず、環境的に恵まれているわけではありませんが、中心者の意識の中で守られ導かれている私たちであることを感じました。会場全体が聖霊に満たされ、神様を中心として一つになっていました。このような礼拝を通して多くの方を教会に呼んで、伝道が活性化していけたらと思いました。今後さらに、聖歌隊の役割をより明確にして、礼拝作りに励んで行きたいと思います。(聖歌隊指導者)