6月18日から20日まで、第5回VIPコーチ修練会が茨城県土浦の施設にて行われました。「真のアベルとして成和青年圏の旗手となろう」というスローガンの下、各教会の青年部、二世青学部の指導者たちが集い、ご家庭のビジョンや目標を達成するにあたって必要なスキルを学びました。参加者は57名でした。
昨年までは、二世たちが青年部に入っていくことが難しいという様々な背景もありましたが、VIPプログラムを通して、一世も二世も共通のビジョンへ進んでいくことができ、互いの壁を越えて一つとなった「成和青年」として新たな出発ができました。
≪参加者の感想≫
◆願いは大きい。絶対に易しくはない。でも、希望を持てるのは、全国にこうして同じビジョンを掲げて歩む兄弟姉妹がいるということ。
◆自分の部署や支部と言った狭い視野では到底、神様の願いを成就できないことを知ることができましたので、今後はもっと広い視野を持って、成和青年部構築のための歩みをしたい。
◆大きな夢をもつこと!希望を持つこと。ここから私自身の新しい出発なんだと感じました。まず、できるできないではなく、やってみるということを心に実践します。
6月21日(月)、東京・杉並区のJR荻窪駅周辺で「拉致監禁・強制改宗」に対する抗議集会とデモ行進が行われました。荻窪駅周辺は、統一教会の拉致問題に深く関わり脱会屋と呼ばれる宮村峻氏らの活動拠点でもあります。集会は、宮村氏が父兄や反対牧師たちとの打ち合わせにも使用されていた「荻窪地域区民センター」で行われ、その後デモ行進へと出発しました。
集会では、今月14日に連絡が途絶えた杉並区在住の20歳代男性(Nさん)の婚約者(Sさん)とその母親も参加しました。婚約者の切実な訴えが参加者の義憤に火をつけ、デモ行進は熱気溢れるものとなりました。デモ隊は監禁場所に使われたマンションや拉致監禁に深く関与してきたキリスト教荻窪栄光教会の付近を練り歩き、「皆さんの街、荻窪で拉致監禁事件が多発しました!」「荻窪栄光教会は拉致監禁・強制改宗に関与しています!」「拉致監禁ビジネスを許さない」と具体的に名前を挙げながら、常軌を逸した拉致監禁事件の実態を地元住民に訴えました。
さらに、婚約者は街宣車に乗りながら、「同じ統一教会の信仰を持って昨年婚約したばかりです。彼は拉致監禁された可能性が高いです。杉並警察署は私の婚約者を捜してほしい!」と涙ながらに訴えました。
6月19日、韓国の世界本部教会(天福宮)の大聖殿において500名の学生たちが集まる中、「世界会長による成和、原理研究会集会」 が開催されました。
1部では兪慶得原理研究会会長の歓迎の辞があり、引き続き呉澤龍鮮文大学教授による「真のご父母様の生涯路程」と題した特別講義がありました。
2部では文亨進世界会長による講演がありました。世界会長は壇上から下りて大聖殿をあちこち歩き回られながら、原理研究会の学生たちに彼らが今悩んでいる問題に対して話をしてくださりました。世界会長は講演の中で神様と真のご父母様の価値に対する確信を持つことを強調されながら次のように語られました。
「若い者が何の考えもなく信仰生活をすることは望ましくありません。確信がなければ伝道も信仰生活もすることができないのです。自分がなぜ神様を信じるのかを他人に説得できる人にならなくてはいけません。」
今回の講演を通して世界会長は多くの大学生たちにビジョンを提示してくださいました。そして最後に彼らがもっと大きいな勝利をおさめることができるように祈祷をされ、今回の集会は幕を閉じました。
第9期FE選抜修練会が栃木県足利市にて61名、滋賀県にて49名、熊本県阿蘇市の各施設にて79名の青年や父母、成和学生担当者が参加し行われました。
FEの制度はJr.STFプログラムが日本に導入された2004年の1年後に始まり、昨年の第8期までに430名を超える青年・父母が選抜に挑戦しました。今回は全国3会場に計189名が参加し、FE挑戦者の累計は500名を超えました。
※ FE:Field Educatorの略、Jr.STF教育の現場担当者の呼称。Jr.STFと同じ基準の試験を通過しなければなれない。
≪参加者の感想≫
◆修練会の最初から、神様は一人一人を愛しておられ、愛する子女が選抜に来ているというお話で感動し号泣。15kmRunで神様の願いを知り号泣。講義や映像で号泣。感動しっぱなしでした。
◆今回のプログラム及びみ言は、何度も父母が子女と共に学んでいく必要があると思った。
◆合格できなかったJr.STFチャレンジャーの涙の意味を実感しました。
◆父母FEの方々と一緒に歩んだ2日間は、今までの修練会を覆す新鮮なものでした。FE選抜を受けられたことで、神様の愛をまた深く感じられて良かったです。
5月7日から世界日報紙の「拉致監禁の連鎖」に連載された医師・小出浩久氏の拉致監禁の体験を綴った記事(全32回)が、6月10日で終わりました。この記事は、後藤徹氏の連載に続くものでした。
小出氏は医師として勤務していたとき、新潟の山荘で監禁され脱会屋と呼ばれる宮村峻氏や新津福音キリスト教会の松永堡智(やすとも)牧師らによって脱会を強要されました。連載では、多くの患者の命をあずかる医師が、監禁されたことで患者が置き去りになるなど、拉致監禁の犯罪性の許し難い実態が書かれています。さらに、監禁現場にジャーナリスト・有田芳生氏が取材に訪れ、小出氏が監禁状況にあることを承知していた場面が生々しく描かれています。有田芳生氏に関しては、パートIIの「『医師・小出浩久さんの手記』を終えて」で、より詳しく書かれています。
記事は世界日報のホームページで、無料で閲覧することができます。
・世界日報「拉致監禁の連鎖」(医師・小出浩久さんの手記)
・「取材でなければ会う」有田芳生氏取材拒否の弁(世界日報)
・有田氏はジャーナリスト失格?(世界日報)
6月20日、東京都八王子市と兵庫県神戸市の二箇所で、拉致監禁による信仰破壊に対する抗議集会およびデモ行進が行われました。八王子では街宣車を先頭に、プラカードやのぼりを持ちながら「脱会強制を直ちにやめよ!」「拉致監禁は人権侵害です!」と繰り返しました。連呼の先導をした拉致被害者、小林宗一郎さんの力強いコールと共に、新たな拉致問題がなくなるように強く訴えました。参加者からは「もっとやりたかった」という感想も多くありました。
神戸では、関西で初となる地区規模での抗議集会となり、佐野地区長が最初から最後まで先陣をきって活動されました。さらに今回は3名の拉致監禁被害者も参加しました。デモ行進は、長年、悪辣な拉致監禁を行ってきた高澤守牧師の神戸真(しん)教会と尾島淳義執事の青谷福音ルーテル教会の付近を練り歩き、高澤・尾島両氏の顔写真入りのビラを配りながら、拉致監禁反対を強く訴えました。
八王子でのデモ行進
八王子でのデモ行進
八王子でのデモ行進
神戸でのデモ行進
青谷福音ルーテル教会前を通るデモ隊
神戸でのデモ行進参加者
「拉致監禁・強制改宗」抗議集会及びデモ行進(主催:「『拉致監禁・強制改宗』被害者の会 西北東京委員会」)が、6月13日に東京・池袋で行われました。豊島公会堂での集会は、500人以上の教会員や賛同者が詰めかけ熱気に包まれました。
集会後のデモ行進では、約350人が池袋の中心部を行進。参加者の中には、松葉杖をつきながらも声の限りに拉致問題に対して、「統一教会信者に対する異常な脱会説得を許すな!」「不当な人権侵害を許すな!」「拉致監禁ビジネスを許すな!」と連呼する姿が見られました。
月刊誌「財界にっぽん」「政界往来」の7月号に拉致監禁・強制改宗に関する記事が掲載されました。
「財界にっぽん」は3、4、6月号に続き4回目、「政界往来」は今回が初めての掲載です。
「財界にっぽん」は、「拉致監禁被害者の深い心の傷-政府は緊急にPTSDの実態調査を」と題する特別レポートで、監禁で極限状態に追い込まれた被害者が、解放後も心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患に苦しんでいる実態を浮き彫りにしています。
政治・経済の情報誌「政界往来」は、「活動家や牧師らで構成される『脱会屋』という存在」をテーマに拉致監禁の悲惨さをレポート。無法状態と化した監禁現場の生々しい状況や、夫と娘を拉致されて家庭を破壊された女性の悲劇を伝えています。
両誌とも6月1日から全国の主要書店で販売され、主要図書館で閲覧することができます。
5月24日に発売された『週刊ポスト』(6月4日号)に「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式 日本人妻の『SEX地獄』」と題し、当法人と韓国に嫁いだ女性信者および韓国と韓国農民の名誉を著しく毀損する記事が掲載された件で、当法人の広報局が抗議をしてきました。
6月2日付で「再抗議及び謝罪・訂正の再要求」を送付し、小学館『週刊ポスト』に回答を求めていたところ、6月15日付で回答書がきました。
この回答書は初めて「遺憾」の意を表してはいますが、当法人及び信者に対して謝罪・訂正を行う旨の内容ではありません。当法人広報局は、小学館『週刊ポスト』が十分な対応を行うまで、引き続き抗議をし、謝罪・訂正を求めていきます。
以下に回答書の内容を掲載します。
———————————————————————————————————————–
回答書
2010年6月15日
宗教法人 世界基督教統一神霊協会
広報部長 太田朝久 殿
株式会社 小学館『週刊ポスト』編集長
飯田昌宏
小誌2010年6年4日号記事「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式 日本人妻の『SEX地獄』」に対する貴協会からの「再抗議及び謝罪・訂正の再要求」の書面を拝受しました。
ご指摘いただいた点についての回答は以下の通りです。なお、6月1日付けでお送りした書面と重なる部分がございます。番号は貴協会の書面の番号に合わせております。
(1)前回の書面では、以下のように記しました。<ご指摘の表現は、Aさんの苦痛を示す証言をもとにしたものであり、「民族的な偏見に基づいた」ものでもなく、「冒涜」するような意図もまったくございません>。しかしながら、貴協会及び信者の方々が不快に思われたとしたら遺憾に存じます。この点におきましては、今後の記事作成において、十分留意致します。
(2)改めて申しますが、編集部には、韓国や韓国農民を蔑む感情は一切ございません。しかしながら、この点に関しましても、貴協会及び信者の方々が不快に思われたとしたら遺憾に存じます。今後の記事作成において、十分留意致します。
(3)前回の書面では、以下のように記しました。<記事では、取材した研究者の研究結果に基づく推定数を入れるとともに、「大部分の婦人はソウル市、仁川市などの首都圏に住んでいます。残りの「道」に、それぞれ平均500人づつが住んでいますが、それらの「道」でも、大半の人は都市部で暮らしています」という貴協会の回答を掲載しております>。このように記事では、両論併記をしております。しかしながら、143ページで断定的に記述した部分につきましては、客観性を欠いていたと認識しております。
なお、貴協会からご指摘いただいた点については、今後の記事作成において留意致します。
以上
———————————————————————————————————————–
文亨進世界会長は2010年6月15日0時に、天福宮において8日断食精誠を終えられました。
今まで進行して来られた全日程と行事を主管されながら行われた断食精誠であったので、決してたやすい期間ではありませんでした。しかし文鮮明先生ご夫妻が背負われた苦衷と、全世界の教会員たちが負っている重荷を思われながら、この8日間の大変な闘いを勝利されました。
文亨進世界会長の精誠は、心身を主管するという個人的な段階を超えられた公的な精誠でした。世界会長はその他の精誠の時と同じく、精誠の度合いを高められる度ごとにご自分はよりさらに低く謙遜になられ、天の心情を抱かれた文鮮明ご夫妻の存在と価値をさらに高められました。そして教会員たちに対してさらに深い愛を抱かれました。
「まだまだ見たり、学んだり、悟る内容があまりにも多い」と言われながら、長い目で一歩一歩前進される世界会長の念願は、文鮮明ご夫妻を永遠代々にまで侍り、貴い教えを後孫たちが受け入れることのできる基盤を完成することです。そして食口たちを、この世の中の人たちが最も羨ましがる統一教人としてつくり変えることです。
最後に、今回の世界会長の断食精誠勝利のために祈祷と精誠を注いでくださった、たくさんの食口の皆様の声援に心より感謝申し上げます。
精誠室で神様に勝利報告を捧げられるご夫妻
精誠室で祈祷を終えられ、記念撮影されるご夫妻
福岡市の中心部にある天神中央公園で、6月13日(日)約700人が参加し、「拉致監禁・強制改宗反対の集会及びデモ行進」が行われました。前日の天気予報では降水確率90%でしたが、当日は爽やかに晴れ渡り、日差しが暑く感じられるほどでした。大会実行委員長の咸鎮模(ハン・ジンモ)教区長のあいさつに続き、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表の後藤徹氏が拉致監禁の撲滅を訴えました。また、仏教界からの来賓の激励を受けて、参加者の熱気は最高潮に達しました。
集会後は約700名の参加者が福岡市の繁華街を練り歩き、力強く拉致監禁による信仰破壊をなくし、拉致問題の解決を訴えました。通行人からは、「こんなことが現実にあるんですか」と驚く姿や、詳しく知りたいと説明を求めてくる人もいました。
6月8日、宋榮錫総会長をお迎えして、「西北東京教区原理大復興会」が開かれました。会場となった練馬教会には、200名を越える会員や新規、再復帰の参加者が集いました。登壇された総会長は開口一番、「妻が夫の愛を占領すれば、何でも欲しいものを手に入れることが出来るように、皆様は神様の祝福を受けることが出来るでしょう!」と激励されました。
その後、新規の参加者向けにパワーポイントを用いた原理講義があり、「何故、神様が分からなくなったのか」というテーマについて、創造・堕落・復帰とたどってきた人類歴史の本質を説明され、歴史を通して悲劇の歳月を送ってこられた神様の心情にまで言及されました。
また、再臨主を迎えた現在、神の国の準備をする必要があり、そのためには祝福結婚、昇華式を経ていくことを通して民主主義(兄弟主義)に代わる父母主義に基づく、国境が撤廃された世界ができることを示されました。
最後に、初めて参加した参加者に花束を贈られ、総会長と共に記念写真を撮り、成功裏に大復興会は幕を閉じていきました。
≪参加者の感想≫
◆新しい真理の全体像を示して下さり、人生の拠り所を見つけたような気がしました。講師を務めて下さった宋総会長の人柄に触れることが出来て、癒される時間となりました。これからも、神様のために精一杯生きていこうと決心致しました。
6月10日(木)付けの韓国・世界日報(セゲイルボ)に、6月9日(水)に行われた『週刊ポスト』への抗議デモの内容が掲載されました。以下は、記事の日本語訳と原文記事です。
——————————————————————————————
「韓国に嫁いだ嫁達への虐待…」
日本の週刊誌での「悪意的歪曲記事」波紋広がる
日本の統一教会信者・団体「純潔を守る家庭を描いているのに…」
出版社側の虚偽報道に強く抗議…訂正報道の要求も
日本のある週刊誌が、韓国に嫁いだ統一教会の日本女性達が性的虐待を受けていると報道し、波紋が広がっている。日本国内の統一教会の信者達と団体は9日、東京でデモ行進をして虚偽報道で物議をかもした『週刊ポスト』に対して強く抗議した。
日本の有名な出版社である小学館が発行する『週刊ポスト』は、先月4日付けで韓国に嫁いだ日本人の統一教会女性信者に関する記事を掲載した。『週刊ポスト』はこの記事で、「日本人の妻達が大部分、韓国の貧しい農村で暮らしていて、虐待を受けている」という歪曲された内容を報道した。
日本の「韓日・日韓祝福家庭の会」と「拉致監禁・強制改宗被害者の会」などの会員約200名は、この日午前11時30分から2時間にわたって東京都千代田区和泉公園から小学館の出版社まで、2Kmを行進しながら虚偽報道に抗議した後、出版社に抗議書簡と訂正報道要求書を渡した。
日本国内の統一教会信者達は、現在約7000名の日本人女性達が韓国に住んでいて、彼女らの大部分は純潔と貞操を重視する教えに従う家庭を描いているのに、『週刊ポスト』が基本的な事実さえも確認せずに悪意的な記事を書いたため、名誉を失墜させられたと激怒していた。
日韓家庭婦人会の中央会長であるイ・ギョンリョン氏は、「日本に来た韓国人妻達や韓国に嫁いだ日本人妻達が家庭を重んじ、平和と和解のために努力している」と述べ、「言葉で刺激的な興味を引くために、日本の女性達の心を深く傷つけたとんでもない報道」と批判した。
拉致監禁・強制改宗被害者の会の後藤徹代表も「このような悪意に満ちた捏造記事により、両親や家族らは統一教会を信じる子供達を監禁しても強制改宗しようとする」とし、「人間の基本的人権を抹殺する拉致監禁の犯罪を、助長するようなでたらめな記事に対して断固として抗議しなくてはいけない」と強調した。
東京 キム・ドンジン特派員
(写真)
「拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表(左から2番目)など、日本統一教会信者達が9日、東京で「拉致監禁・脱会強要を許すな」というプラカードを持って、韓国にお嫁に行った統一教会の日本女性達が、虐待を受けていると虚偽報道をした『週刊ポスト』に抗議しながら街頭行進をしている。 (東京 キム・ドンジン特派員)
——————————————————————————————
6月10日韓国・世界日報(セゲイルボ)
ジュネーブの国連欧州本部で開催されている国連人権理事会の第14会期(5月31日~6月18日)に合わせ、国連NGOである天宙平和連合が、日本における拉致監禁・脱会強要をテーマとするサイド・イベントを行いました。
サイド・イベントとは、人権理事会の正式なセッションのほかに、国連本部の会議室を使ってさまざまなNGOが開催する会議やシンポジムなどを指します。6月2日午後3時から開催されたイベントには、外交官、人権活動家、宗教指導者ら約50名が参加しました。初めに国際宗教自由連合のダン・フェッファーマン会長が日本における拉致監禁・強制改宗の全般的な解説を行い、続いて在韓日本人被害者の会の富澤裕子さんと寺田こずえさんが、自らの被害体験を訴えました。
さらに日本の被害者の会を代表して、後藤徹さんがスピーチし、自らの12年5ヶ月にわたる監禁の体験を語った後、「憲法の保障する基本的人権と信教の自由を遵守する立場から、拉致監禁による強制棄教を日本社会から根絶していただきたい」と日本政府に対して訴えました。最後に、ヨーロッパのNGOであるFOREF事務総長のピーター・ゾーラー氏が、拉致監禁問題解決に向けての「行動の呼びかけ」を行いました。
また、後藤さん、富澤さん、寺田さんの3人は、6月1日に在ジュネーブ国際機関日本政府代表部を訪問し、北島大使宛ての嘆願書を韓国と日本の被害者の会を代表してそれぞれ提出しました。
国連人権理事会が行われる建物
サイドイベントの会場前
サイドイベント会場
拉致監禁被害者の富澤裕子さん
拉致監禁被害者の寺田こずえさん
拉致監禁被害者の後藤徹さん
国際宗教自由連合のダン・フェッファーマン会長
文亨進世界会長は6月4日、韓国の大田オリンピック国民生活体育公園で「国軍第2連帯 韓国動乱戦死者4024慰 合同追慕祭及び昇華式」 を開いて、韓国動乱時に殉国した第2連帯護国勇士4024人の犠牲を追慕しました。
この日の行事には世界会長ご夫妻を始じめ、大田報勳庁長、現職教育司令部司令官(前陸師団長)、前職将軍等350人余りが参加ました。
第1部では代表宗教(民族宗教、仏教、カトリック、統一教)たちの宗教儀式があり、第2部では国軍第2歩兵連帯創設功績碑の除幕式が挙行されました。文亨進世界会長は第1部で4024の殉国勇士たちのために昇華式を行い、第2部では宗教界を代表して追悼の辞を述べました。
文亨進会長はその追悼の辞の中で、この昇華式の場が「祖国のために身を捨てた幾多の英霊の前に愛国の精神を模範として、崇高な犠牲で大韓民国の燈になって今日の栄光を私たちに抱かれてくださった護国英霊たちに感謝した心を伝えて称える場であり、崇高な昇華儀式を通じて護国英霊たちを解怨する意味深い場です。」と述べ、英霊の功績を称えました。
5月24日に発売された週刊ポスト誌での、「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式 日本人妻の『SEX地獄』」の記事に抗議し、6月9日に東京でデモ行進と雑誌の発行元である小学館前での抗議が行われました。
雨の降る中、約200名が参加。秋葉原駅近くにある和泉公園を出発し、神保町駅までの幹線道路を進みました。拉致監禁・脱会強要の解決を訴えると共に、週刊ポスト誌の統一教会に対する歪曲された報道が、信者の家族らを不安にさせ、拉致監禁という犯罪に繋がると訴えました。
デモ行進の後に、小学館前で、拉致監禁の被害者とチマチョゴリを着た韓日・日韓家庭のメンバーらが集まり、偏向記事に抗議、拉致監禁被害の悲惨さを客観的に取り上げよと強く訴えました。代表者が小学館側に嘆願書を渡し、再度訂正と謝罪を求めました。
太田朝久著『「原理講論」に対する補足説明』(1995年初版)が「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」のホームページにPDFデータで掲載されました。同書は現在、在庫切れとなっており、各方面から「同書をぜひ入手して読みたい」という要望が数多く寄せられていました。
同書が太田朝久著『踏みにじられた信教の自由』(光言社、2008年)の中でも参考文献として引用されており、『踏みにじられた信教の自由』の内容をより深く理解していくために必要不可欠な書籍となっています。
この『「原理講論」に対する補足説明』を熟読していたおかげで、長期にわたる反対牧師の脱会説得にも屈せず、信仰を守り通すことができたという拉致監禁被害者の証しがあります。統一原理の理解と確信を深めていただくためにもご活用ください。
なお、掲載したファイルは同書の「第一部」に当たる部分で、1996年5月の再版本を用いています。また、資料として追加した[注a]~[注d]は、初版の品切れ後、95年8月25日に「第一部」だけを再版した際に、付加した資料です。「第二部」は追って掲載いたします。
・『「原理講論」に対する補足説明』(「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会HP」)
6月6日(日)、群馬県片品村の緑豊かな自然に抱かれた尾瀬霊園に、全国から約1500名の遺族らが集まり、「第28回全日本昇華祝祭」が行われました。
今年は昨年までの「統一慰霊祭」から「昇華祝祭」に名称変更され、全国をインターネットでつなぎ、各教会でも教会員が参列しました。
澄み渡った青空の下、長坂文化部長の司会で始まった第1部のエンターテインメントでは、北東京鮮鶴(そんはく)合唱団による「夏の日の思い出」「涙(なだ)そうそう」「神様の住む園に」、竹の塚教会聖歌隊による「真の愛」、独唱で「Caro mio ben」「千の風になって」が披露されました。
第2部の昇華祝祭は、司会の藤原秀敏総務局長の開会宣言で始まり、宋榮錫全国祝福家庭総連合会総会長夫妻と梶栗玄太郎会長夫妻による献花、戸丸廣安厚生部長による年次報告が行われました。
朴美子総会長夫人はメッセージの中で、「み旨を成功させるために、霊界の4000億の絶対善霊が総再臨して、地上の祝福家庭と一つになって、世界を復帰する大転換期を迎えました」と、時代的恩恵に言及しました。
主礼の梶栗会長は記念説教の中で、「幽体離脱」という霊的体験を紹介しながら、「人間は地上界で霊人体を成長させなければならない。祝福式と昇華式を通過しなければ天国に行くことが出来ない」と、世界化された昇華祝祭の恩恵を強調しました。
聖書のイザヤ書60章1節から22節までを拝読した後、宋榮錫総会長は「金婚式はアベルUN定着と戴冠式を誕生させた」と題する特別メッセージの中で、堕落した人間を復帰するために苦労してこられた神様の恨み多い心情、文鮮明先生の苦難と涙がにじむ生涯路程にふれ、「祝福家庭は、神様の勝利をなす基台となる者であり、天一国(創造本然の理想世界)創建まで悔いのない最高の実績を立てる孝子、忠臣、忠女、聖人、聖子に全員がなりましょう!」と結びました。
その後、昇華者家族代表の代表献花、横井勉・愛苑会理事長による遺族代表挨拶、梶栗会長夫妻の祝祷、億万歳三唱で式典は終了しました。
式典終了後、参加した遺族は「本郷永生」と刻まれた墓石の前で手を合わせ、すでに霊界(死後の世界)に旅立った昇華者との一時を過ごしていました。
5月24日に発売された週刊ポスト誌で、「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式 日本人妻の『SEX地獄』」の記事が掲載された事に対し、広報局は5月25日に抗議及び謝罪・訂正要求を求める文書を出しました。これに対して6月1日に「週刊ポスト」から回答がありましたが、全く誠意ある回答ではありませんでした。
広報局は6月2日に再度、謝罪と訂正を要求し、発行元である小学館を訪問。弥久保薫副編集長と同記事を書いた浜田盛太郎氏に対して厳重抗議を行いました。
以下、6月1日の「週刊ポスト」からの回答文とそれに対する広報局の再抗議文を掲載します。
——————————————————————————————————————————-
回答書
2010年6月1日
宗教法人 世界基督教統一神霊協会
広報部長 太田朝久 殿
株式会社 小学館『週刊ポスト』編集長
飯田昌宏
小誌2010年6年4日号記事「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式 日本人妻の『SEX地獄』に対する貴協会からの書面を拝受しました。
ご指摘いただいた点についての回答は以下の通りです。なお、番号は貴協会の書面の番号に合わせております。
(1)ご指摘の表現は、Aさんの苦痛を示す証言をもとにしたものであり、「民族的な偏見に基づいた」ものでもなく、「冒涜」するような意図もまったくございません。
(2)記事には、『本郷人』に掲載された悩みだけを掲載しているわけではございません。例えば145ページ2段目には、<もちろんすべてが悲惨なわけではない。都市部の歯科医と結ばれ、優雅な生活を送る日本人妻もいる。結婚し子供ができたことで幸せを感じている日本人妻もいるようだ>と記しております。また、記事に掲載した貴協会の回答によっても、貴協会が国際結婚をした夫婦の問題にとりくみ、早急な問題解決が可能になっていることが十分読者に伝わっていると考えます。
(3)編集部には、韓国や韓国農民を蔑む感情は一切ございません。
(4)記事では、取材した研究者の研究結果に基づく推定数を入れるとともに、<大部分の婦人はソウル市、仁川市などの首都圏に住んでいます。残りの「道」に、それぞれ平均500人づつが住んでいますが、それらの「道」でも、大半の人は都市部で暮らしています>という貴協会の回答を掲載しております。
なお、貴協会からご指摘いただいた点については、今後の記事作成において留意させていただく所存です。
——————————————————————————————————————————-
再抗議及び謝罪・訂正の再要求
2010年6月2日
株式会社 小学館「週刊ポスト」
編集長 飯田 昌 宏 殿
発行人 秋山 修一郎 殿
〒150-0046
東京都渋谷区松濤1-1-2
宗教法人世界基督教統一神霊協会
広報部長 太田朝久
2010年6月4日号「週刊ポスト」掲載の「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式日本人妻の『SEX地獄』」の記事に対し、5月25日付け抗議文を出し、謝罪と訂正を求めました。
6月1日付けの貴誌「回答書」は、名誉を毀損された当法人の信者への誠意ある回答とはなっておりません。
以下、再度、抗議するとともに、速やかなる謝罪と訂正を要求します。
(1)『SEX地獄』との表現は、名誉毀損である
142~143ページにある「日本人妻の『SEX地獄』」という大見出しの根拠を尋ねた当方の抗議文に対して、貴誌は、Aさんのケースに基づいたものと返答がありました。そこでお聞きします。
正式に結婚されたAさんの「夫婦生活」について貴誌は記事文中で、「夫にとっては待ちに待った花嫁であり、無理のないことなのかもしれない」と述べ、これを許容するコメントでまとめています。それがなぜ、「SEX地獄」という見出しになるのでしょうか。今一度、その根拠を示して下さい。
また、Aさん一人だけのケースで、なぜ韓国に嫁いだ日本人妻7000人すべてが「SEX地獄」に苦しんでいるかのような見出しを付けたのか、その根拠も示して下さい。繰り返しますが、「SEX地獄」という見出しは、純潔と貞操の重要性を説く当宗教法人の名誉を著しく毀損し、かつ既にそのような結婚生活を営んでいる日本人女性信者らの「韓国人との結婚生活」に偏見と侮蔑感情を与えるものであり、統一教会信者の結婚を冒涜する表現です。
6月1日の回答書には、そのようなことに対しての反省や謝罪が全く現れていません。
再度、強く抗議するとともに、謝罪と訂正を求めます。
(2)「韓国農民にあてがわれた」との表現は、差別発言である
貴編集部は回答の中で、「韓国や韓国農民を蔑む感情は一切ございません」と弁明していますが、到底、納得できるものではありません。表紙には、「統一教会の日本人花嫁数千人が韓国農民に宛(あてが)われた」と記し、記事の見出しで「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式日本人妻の『SEX地獄』」と決めつけ、本文においても、「マッチング」を「結婚相手として宛(あてが)われる」と説明しています。
韓国農村部に日本人女性を「宛う」との表現は、韓国人と結婚した女性をまるで「もの」を「宛う」ように見下すと同時に、韓国農民に対する侮蔑・差別発言です。貴誌は、既にそのような差別発言を全国に流布させて、特にそれら日本人信者らに対して精神的な苦痛を与えました。それが6月1日付け回答書には全く謝罪も反省もなされていません。
このような侮蔑・差別表現を用いる貴編集部の開き直りと人権感覚は看過できません。再度、強く抗議し、謝罪と訂正を求めます。
(3)「日本人妻の多くが、地方の貧しい農村で暮している」は事実誤認
当法人は、貴誌の取材に対し「『嫁ぐ先は、嫁不足に悩む韓国の農村部が大半を占める』は事実に反する」と回答し、その根拠も示しました。
それにも関わらず、貴誌は「日本人妻は約7000人。しかも、多くの妻がソウルや釜山といった都市部ではなく、地方の貧しい農村で暮らしているのだ――」(143ページ)と断定。
その根拠として「中西(尋子・関西学院大学非常勤講師)氏は、結婚によって韓国に渡った7000人の日本人妻のうち、約60%にあたる4000人ほどが地方に暮らしていると見ている」という中西氏のコメントを紹介。
しかし、中西氏は韓国全土に住む7000人の日本人女性の所在地に関する情報を得るために当法人に対して取材申し込みすらしておらず、正確な情報を持ち得ていません。しかし、貴誌は根拠のない中西氏のコメントを利用し、地方の『貧しい農村』では、日本人妻の大多数の信者がSEX地獄、貧困、生活苦、暴力に苦しんでいるという構図の根拠としています。これは貴誌による事実に反する偏見と悪イメージのねつ造でなくて、何でしょうか。それについて、既に読者にそのねつ造による当法人の、特に韓国にいる日本人女性信者に対して精神的な損害を与えたにも関わらず、6月1日付け回答書にはその点についての謝罪がなされていません。
このような明白な事実誤認と、明らかな偏見と侮蔑・差別意識に基づいた記事は決して認められません。再度、抗議するとともに、謝罪と訂正を求めます。
なお、当該記事は韓国に嫁いだ日本人女性に対し、重大な誤解と偏見を与えています。この記事の影響から、「精神的苦痛を受けた」との声が、韓国に嫁いだ日本人女性から当法人本部に届いています。
特に、当法人信者に対し、拉致監禁による脱会強要を行ってきた一部のキリスト教牧師らによって「監禁」の被害を受けた女性信者からは、この記事によって拉致監禁の危険性が加重されたという沈痛な訴えがあります。
当法人は貴誌に対し、再度、強く抗議するとともに、誠意ある謝罪および訂正を要求します。本状受領後、1週間以内に文書で回答するよう求めます。
─ 以上 ─
5月29日、教会本部礼拝堂において、伝道教育局文化部主催「第4回首都圏合同讃美礼拝」が開催されました。今回のテーマは、「神様の真の愛を相続しよう」。首都圏6つ(渋谷教会聖歌隊、孝成クワイヤ、世田谷青年支部聖歌隊、West Youth Choir、竹ノ塚教会聖歌隊、グリーン・リーブス)の聖歌隊が、喜びと感動に満ちた素晴らしい讃美を捧げました。プログラムは成約聖歌やオリジナル曲などの選曲で進められ、瞑想の時間では正に礼拝堂に真の父母様が共におられるような温かい雰囲気が醸し出され、涙と感動の讃美に包まれました。
そして、聖書と文先生のみ言訓読の後の説教にて「神様はどの様に素晴らしいのでしょうか。全知全能だからではなく、全人類すべてを等しく愛される、その“真の愛”が素晴らしいのです。」「私達も神様の真の愛を相続できるというのです。その道は隣人を愛し、恩讐を愛し、神様と共に愛していくことなのです。」と、心に響く心情的なメッセージを語られました。
祝祷の後は全聖歌隊がリードする中、会場全体で天一国国歌「栄光の賜物」を力強く讃美し礼拝は終了しました。今後は各地区での「合同讃美礼拝」を展開していく運びとなります。たくさんの方が集い復興し、神様と真の父母様に喜んで頂けるような素晴らしい礼拝を築いていきましょう。
≪参加者の感想≫
◆ 聖なる音楽は本当に霊性を高めてくれるものと感じました。(60 代女性)。
◆説教と聖句を通して、改めて真の愛を実践していきたいと思いました。(20 代男性)
◆ 扉を出たときから、“私は愛するのだ”“神様の娘として代身として愛そう!”という決意を持つことが出来ました(20 代女性)。
◆ 敵を愛することは難しいが、「完全な者」となるためにはそうせねばならないと確信できました。(50 代男性)
◆他教会の聖歌隊と合同で讃美出来たことが本当に恵みでした。説教内容と讃美曲に相乗効果がありとても良かったです。(聖歌隊員)
◆ 毎日の闘いの中で、ひと時のオアシスを得たようでした。今後、聖歌隊が活躍することを期待しております。(公職者)