8月16日(天基元年天暦7月7日)、韓国清平の天正宮博物館大講堂において、文鮮明先生ご夫妻をお迎えした中、第20回七・一節及び第14回七・八節の記念式典が執り行われました。
石俊淏韓国協会長の司会のもと行事は進行され、文亨進世界会長は報告祈祷を通じて「今日の第20回七・一節と第14回七・八節を迎えるこの日はカイン圏解放と一族の権威を復帰する日であり、人類歴史に一線を引く重要な日である。」と祈られました。また、日本から西東京教区の聖歌隊が祝歌を賛美しました。
文鮮明先生ご夫妻はこの日の御言を通じて「真の愛とは3億度を越す太陽でも暮すことができる」言われながら、絶対信仰と絶対愛と絶対服従だけでなく、絶対自主が必要だと強調されました。
御言の後には食口たちの間に歩いて出てこられ、一緒に船歌を歌われました。最後に宋榮錫日本総会長の音頭で力強く万歳三唱を唱え、この日の記念式典は終了しました。
8月25日発刊の月刊紙「中央ジャーナル」に、「統一教会員への拉致監禁事件続出」という見出しで拉致監禁・強制改宗を問題視する記事が掲載されました。
同紙は、5月にも拉致監禁・強制改宗に関する記事を掲載。12年5ヵ月にわたって監禁された経験をもつ「全国 拉致監禁・強制被害者の会」の後藤徹代表の事例を紹介しました。今回の記事では、医師で市民団体「拉致監禁をなくす会」代表の小出浩久氏の1年8ヵ月にわたる監禁下での棄教強要について紹介。「小出や後藤ら統一教会員を狙った一連の拉致監禁による強制棄教事件にはいくつかの共通点がある」と指摘し、宮村峻氏や新津福音キリスト教会の松永堡智(やすとも)牧師の実名を挙げながら、「脱会屋や反対牧師による加担」について言及しています。
記事は最後に、「また監禁されるという恐怖心に支配される」といった被害者の心的外傷後ストレス障害(PTSD)が深刻な問題であると、拉致監禁被害の悲惨さに触れています。
東京・新宿教会で8月17日(火)、「拉致監禁・強制改宗 東京被害者の会」が三回目となる月例集会を行いました。
はじめに、「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表が、8月1~5日にかけて来日した欧州調査団の前で、自身を含む拉致監禁被害者がその体験を証言した際の様子を報告。後藤代表は「ヨーロッパの有識者の皆様は、日本で重大な人権侵害が現在も行われていることに衝撃を受け、深刻に受け止めておられた様子でした。会議でも、専門家の立場からの有益な議論が交わされ、提言が多く出ました」と語りました。
続いて、「拉致監禁対策日本委員会」の澤田講師より、拉致監禁解放プロジェクトの様々な取組みの進捗状況や結果の報告が行われました。
集会で実施された「子供が信仰を持つことで不安に思っている父兄に教会の責任者らと共に会っても良いか?」というアンケートの質問に対し、「会ってもよい」という回答が大半を占めました。その結果を受けて「東京 被害者の会」は、その為の学習会や親交会等を準備することになりました。
活発な意見交換が行われる東京被害者の会
さる7月11日(天暦5月30日)、梶栗玄太郎会長の主礼の下、
「藤田孝子姉 昇華祝祭」が日本統一教会本部礼拝堂にて執り行われました。
式典で上映された藤田孝子さんの生涯を紹介する映像(日本語、韓国語、英語)を、Youtube公式チャンネルにアップしました。
下記リンクよりご覧になれます。
日本語版 <13年目の真実>
한국어 <13 년만의 진실>
English Version<Revelation after 13 years>
8月11日(天基元年天暦7月2日)、東京都渋谷区の教会本部において、真の父母様み言八大教材教本天福函安着式が執り行われました。
式典は午前10時から藤原総務局長の司会で始まり、天福函※入場、敬拝、家庭盟誓の唱和、代表報告祈祷に続いて、全体で真の父母様への宣誓文を読み上げました。
その後、梶栗玄太郎会長が登壇され、佐野家庭教育局長と岡光経理部長がみ言相続誓約書を読み上げ、「天福函相続の意味」に関するみ言の訓読がなされました。
続いて、各祝福双の祝福家庭の代表者が順番に登壇し、一家庭ずつ天福函相続の決意と感謝の思いを込めて相続の儀式を執り行い、最後に梶栗会長による真の父母様み言八大教材教本安着の宣布がなされ、式典は厳かな雰囲気の中で幕を閉じました。
今後、全国各地の教会や各信徒の家庭においても、 天福函の安着式が執り行われていく予定です。
※「天福函(チョンボッカム)」とは、今年7月に文鮮明先生から全世界の教会・教会員に授与された、8つの重要な教本を収めた函(箱)のことです。最初は「天福櫃」と呼ばれていましたが、今年8月16日の名節時に文鮮明先生が「天福函」と正式に命名されました。
月刊誌「財界にっぽん」の9月号に、今回で6回目となる拉致監禁・強制改宗に関する特別レポートが掲載されました。
米国ニュージャージー州で今年7月2日、「国際カルト研究協会(ICSA)」が主催した国際会議での内容を、宗教ジャーナリストの室生忠氏が「強制改宗の必読テキスト著者と対決した拉致被害者-米国でのICSA(国際カルト研究協会)国際会議で責任を追及-『日本基督教団に送った拉致監禁批判の書簡を関係牧師、脱会屋にも送付を約束』」という見出しで書いています。
記事によると、「国際カルト研究協会(ICSA)」は急進的新宗教に入った子弟の「父母の会」を発祥とし1979年に設立された米国最大の反カルト組織である、と説明しています。ICSAは反カルト組織でありながらも、カルト信者に対する「拉致監禁・強制脱会」行為に反対する立場をとっています。その理由として、欧米では「強制棄教」が明確に犯罪として認識されているからだと述べています。記事は、日本では未だに組織的な「拉致監禁・強制改宗」の被害が継続している事実を指摘し、国際世論と日本社会の現状の差異が浮き彫りになったと論じています。
さらに、同会議に初めて参加した「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表の後藤徹氏と、脱会活動家に拉致監禁行為の理論的正当化に利用されている「マインド・コントロールの恐怖」の著者、スティーブン・ハッサン氏とのやりとりや、反統一教会グループによるプレゼンテーションの内容が記載されています。執筆者は、これらの背景を鋭い筆致で分析し、日本で起きている忌まわしい事件の早期解決を訴えています。
同誌は、8月1日から全国の主要書店で販売されています。主要図書館でも閲覧することができます。
日本統一教会創立51周年記念 全国弁論大会を開催します。
昨年の日本統一教会創立50周年を記念し開催した弁論大会に続き、今年の4月には日臨節69周年を記念した弁論大会を開催し、多くの方に参加していただき、真のお父様を堂々と証し、更に決意を固めて出発することが出来ました。今回もこの弁論大会を通してさらなる伝道復興の渦が巻き起こり、日本と世界を変革していく数多くの人材が育っていくことを目的としています。
参加資格は18歳以上の統一教会員です。
弁論者は下記テーマより一つを選び、7分の持ち時間以内に、主張を展開していただきます。
各地区で行われた予選を通過した地区代表者が、9月25日(土)の全国大会で発表します。ぜひこの機会に奮ってご参加ください。
なお、詳しい参加要項や予選日程は各教会・教区・地区の事務局にてお問い合わせください。
日本統一教会創立51周年記念 全国弁論大会
日時:9月25日(午後1時~4時)
場所:教会本部 礼拝堂
部門:青年学生部門、壮年部門の2部門
表彰:各部門 優勝(1名)-トロフィー、表彰状、賞金10万円
準優勝(1名)-トロフィー、表彰状、賞金7万円
第3位(1名)-表彰状、賞金5万円
奨励賞(2名)-表彰状、賞金3万円
テーマ: ①真のご父母様を誇り証す伝道
②祝福と天国の門
③霊の子女を与えられて
<前回の大会の様子>
第4回聖歌指導者の為の1日セミナーを開催します。
礼拝担当者(牧会者)、礼拝奏楽者、また全国各地で展開されている修練会、家庭修練会等での聖歌伴奏者、聖歌隊指導者、また、聖歌をより深く理解したい教会員を対象にした1日セミナーです。
詳しい参加要項は各教会・教区・地区の事務局にてお問い合わせください。
【第4回聖歌指導者の為の1日セミナー】
日時:9月4日(土) 10時~19時(9時半~受付)
場所:教会本部 礼拝堂
内 容:①聖歌のめぐみ ②聖歌隊の役割 ③発声法、歌唱指導
準備物:聖歌、『聖歌のめぐみ』、筆記用具
「週刊ポスト」6月4日号が報じた特集記事「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式日本人妻の『SEX地獄』」が著しい偏向・歪曲記事であるとして、当法人は、発行元の小学館に対して、強く再三にわたり抗議を申し入れてきました。
さらに7月22日付で、記事の情報源である中西尋子氏に対して、見出しの根拠となった「Aさん」なる人物に対して、当法人が調査した結果をもとに事実関係を明らかにするよう、抗議文を送付しました。これに対して、中西氏は弁護人を通じて、回答書を送ってきましたが、その内容は「本件記事は週刊ポストが編集したものであり、本件記事の見出しも週刊ポストが作成したもの」と弁明に終始し、「Aさん」についての具体的な根拠を一切提示できませんでした。
これは、週刊ポストの記事が事実に基づかず、ねつ造されたものであることを認めたものとも言えます。
以下に、当法人の抗議文と、中西氏の回答書を公開します(なお、一部、信者のプライバシーに配慮して、伏せ字とした部分があります)。
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平成22年7月22日
中西 尋子様
抗議文
〒150-0046
東京都渋谷区松濤1-1-2
世界基督教統一神霊協会
広報部長 太田 朝久
前略
「週刊ポスト」6月4日号の記事は、真の神の愛を説く宗教法人世界基督教統一神霊協会と信者、信者の家族、さらに韓国と韓国農民を著しく蹂躙する偏向記事であり、私たちは強く謝罪訂正を求め、さらに抗議デモなども行ってきたことは承知と存じます。
この記事の最大の問題点は、その見出し「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式日本人妻の『SEX地獄』」にあります。このような見出しがなぜ付けられたのか。この質問に対して、「中西氏が聞き取り調査したAさん」のインタビューが根拠である、と「週刊ポスト」編集部は回答しています。
つまり、Aさんは中西氏が聞き取り調査を行った「ソウルからバスで4時間もかかる田園地域」すなわち淳昌でインタビューした26人の中の一人を指します。
このAさんは、
① 結婚相手の写真を見た時、「私の人生これで終わった」と思った。まったく好みとは違うルックスだったという。
② (新婚当時)夫は無職。
③ (そのため)一日中家にいるので昼間から体を求めてくる。
④ (これに対して)Aさんは「部屋のカギを閉めて、夫から逃げました」。
以上のような発言を中西氏に語ったことになっています。
果たして、上記のような体験をした女性が本当に存在するでしょうか。櫻井義秀氏との共著『統一教会』(北海道大学出版会刊)の471ページに記載されていますように、この26人の多くは淳昌教会に所属していますが、韓国国内に移動した人、日本に戻った女性、病気で亡くなった女性もいます。広報部で聞き取り調査をした人のリストは、次の通りです。
さん、 さん、 さん、 さん、 さん、 さん、
さん、 さん、 さん、 さん、 さん、 さん、
さん、 さん、 さん、 さん、 さん、 さん、
さん、 さん、 さん、 さん、 さん、 さん、
さん(2004年死去)、 さん(2005年死去)。
当法人広報部は、この26人に関して現地に赴いて聞き取りした他、電話、メールなどで調査を実施しました。また、不幸にも亡くなられた女性については、周囲の友人らに聞き、上記の内容に該当するかどうかを調べました。このほかにも中西氏が現地を訪問した当時に淳昌教会に所属していると思われる複数の方の聞き取りもしました。
その結果、判明したことは「週刊ポスト」に書かれた「Aさん」という特定の人物が実在しないという驚くべき事実です。
この事実に対して、淳昌教会で聞き取り調査をされた中西氏に、強く強く抗議を申し入れる次第です。
このねつ造記事の作成に、中西氏はどのように関与しておられるのでしょうか。
もし、あなたがこの記事に深く関与されているのであれば、あなたは二重の「裏切り」をした、ということになります。
すなわち、数年もの間、淳昌教会の日本女性があなたに示した厚意を完全に裏切り、信者がとりわけ生命視している結婚生活を、興味本位のスキャンダラスな記事に仕立て上げる材料として提供しました。これが第一の「裏切り」です。これは、あなたの人間性が問われる問題です。
しかし、あなたはそれだけでは物足りなかったのか、さらにセンセーショナルな見出しを導くために、実在しない「Aさん」なるものをでっちあげました。これは、学者として完全に「失格」の烙印を押される行為です。これが、第二の「裏切り」です。
韓国の地で、たとえ逆境に遭っても懸命に生きる日本人花嫁をそこまで足蹴にしてまで、あなたは学者として生き残り、名声を得たかったのでありましょうか。一時は、統一教会の現役信者のありのままの姿を調査して論文を発表された中西氏が、このような豹変をされたことを、あなたと交流し、あなたを知る心ある信者は深く失望し、傷ついています。
「週刊ポスト」の記事は、あなたの調査が元になって作られています。それゆえ、中西氏に強く抗議を申し入れる次第です。
7月31日までに、貴殿の謝罪文を要求します。
草々
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通 知 書
2010年7月30日
東京都渋谷区松濤1-1-2
被通知人世界基督教統一神霊協会
広報部長 太 田 朝 久 殿
東京都港区西新橋3丁目2番1号
共同ビル(西新橋)6階601号室
田村町総合法律事務所
通知人中西尋子代理人
弁 護 士 渡 辺 博
電 話 03-3431-4488
ファクス03-3431-4481
当職は、通知人中西尋子(以下、「通知人」といいます。)を代理して被通知人世界基督教統一神霊協会(以下、「被通知人」といいます。) に対し、被通知人の2010年7月22日付「抗議書」に関して、以下のとおり通知します。
1 被通知人は、抗議書において、通知人に対し、「週刊ポスト」6月4日号の記事(以下、「本件記事」といいます。)のAさんは、「通知人が聞き取り調査を行った・・・淳昌でインタビューした26人の中の一人を指します」とし、「『Aさん』という特定の人物は実在しない」とし、本件記事の「センセーショナルな見出しを導くために、実在しない『Aさん』なるものをでっちあげました。これは、学者として完全に『失格』の烙印を押される行為です。」、「『裏切り』です。」とし、抗議を申し入れ、謝罪文を要求するとしています。
しかし、通知人が、週刊ポストの記者からの取材を受けたことは事実ですが、本件記事は週刊ポストが編集したものであり、本件記事の見出しも週刊ポストが作成したものですので、通知人において、センセーショナルな見出しを導くために実在しないAさんをでっち上げた事実など存在しません。通知人は、被通知人から、学者として完全に失格の烙印を押される行為をしたと非難される理由もありません。したがって、通知人は、被通知人からの謝罪文の要求には応じることができません。
2 被通知人は、抗議書において、通知人に対し、「韓国の地で、たとえ逆境に遭っても懸命に生きる日本人花嫁をそこまで足蹴にしてまで、あなたは学者として生き残り、名声を得たかったのでありましょうか。」、「一時は、統一教会の現役信者のありのままの姿を調査して論文を発表された中西氏が、このような豹変をされたことを、あなたと交流し、あなたを知る心ある信者は深く失望し、傷ついています。」と非難しています。
しかし、通知人は、これまでもそして現在も、学者としての良心に恥じる行為を行ったことはありませんし、虚心坦懐にありのままの姿を調査し、研究し続けています。したがって、被通知人から、上記のような非難を加えられる理由は存在しません。この点は、通知人の共著書『統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』(北海道大学出版会)を一読いただければ、理解していただけることと思います。
3 なお、今般、当職が通知人の代理人に就任しましたので、被通知人による通知人宛の連絡一切は、すべて当職宛にしていただくようお願いいたします。
以 上
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抗議文
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通知書
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1966年から44年間、統一教会信者を狙った約4300件の拉致監禁事件が発生しました。二重三重に鍵がかけられ、外部との連絡を遮断された監禁場所での脱会説得は、家族の絆を切り裂き、被害者の人格を傷つけ、解放後も親子の断絶やPTSDに苦しむケースも少なくありません。
このような犯罪行為をやめさせるため、刑事告訴をする被害者もいましたが、司法当局は1件も起訴せず、現在も監禁事件が起こっています。
この事実を伝えるため、『日本収容所列島』が賢仁舎から発刊されました。精神病院に強制入院させられて後遺症に苦しむ拉致監禁の悲惨な実態や、信仰破壊行為をビジネスとする一部のキリスト教牧師や弁護士らの暗躍、不適切な警察の対応、共産主義勢力の暗躍等をまとめたものです。
また、「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表の後藤徹氏と、ルポライター米本和広氏の対談が収録され、最後の章ではこの一年間の問題根絶に向けた国際的取組の概要が網羅されています。
この本を通じて、日本で発生している「拉致監禁」の事実を理解していただき、一日も早い解決に向けご支援をたまわりますようお願いいたします。
発行元:賢仁舎
「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表は8月5日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見しました。
その中で、後藤代表は、自らの12年5カ月に及ぶ拉致監禁の被害体験を証言する一方で、統一教会信者に対する拉致監禁問題の実態を明らかにし、問題の早期解決を訴えました。
会見には、「ヨーロッパ指導者会議及び事実調査旅行」(主催:天宙平和連合)のために来日していたハサン・ムラトビッチ元ボスニア首相とアーロン・ローデス国際ヘルシンキ人権連合元事務局長が同席。両氏は、「人権に関する国際条約に反している可能性が強い。日本は人権保護の面でも評価される国でなくてはならない」(ムラトビッチ氏)「宗教における人権侵害は許されない」(ローデス氏)と述べ、人権保護に対する国際基準に沿って日本政府の関係機関の対応を促しました。
・ 記者会見の内容は、8月6日(金)付の「世界日報」に紹介されています。
外国特派員を前に被害の実態を語る後藤代表
国際条約と日本国内の対応を照らし合わせるムラトビッチ氏
日本における人権意識の問題点を鋭く指摘するアーロン氏
日本と欧州の有識者によるシンポジウム「信教の自由と人権問題を語る」(国際宗教自由連合日本委員会主催)が8月3日(火)に、東京都千代田区の憲政記念館で行われました。
統一教会信者に対する拉致監禁問題を焦点とした同シンポジウムには、欧州から元ボスニア首相、元オランダ国防相、人権専門家など25人(11ヵ国)が集まりました。日本側からは、「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表ら被害者3名、桧田仁・元衆議院議員、渡辺久義・京都大学名誉教授、室生忠・宗教ジャーナリストなどが参加し、日本での拉致監禁解決に向けて、熱心な議論が交わされました。
シンポジウムでの内容は、8月4日(水)付の「世界日報」で紹介されています。
・(世界日報)強制改宗は日本の「負」:日欧識者ら意見交換「信教の自由」シンポ
6月14日未明から失踪し、現在も行方が分からないNさん(25歳男性)に関する連載記事が、「世界日報」紙に掲載されましたので紹介いたします。記事は「『拉致監禁』の連鎖:消えた婚約者」として8月3日から3回にわたって連載されます。連載1回目の記事では、Nさんの婚約者である菅野江里子さんの、Nさん失踪から現在までの心境を生々しく伝えています。
昨年の婚約以降、相思相愛の仲であった2人に、何の前触れもなく突如訪れた出来事。東京都杉並区の自宅に両親と住んでいたNさんが失踪してから、菅野さんは何度も本人と連絡を取ろうと試みますが、連絡は取れず、自宅を訪ねても家には誰もいませんでした。失踪から約45日が経過した現在も解決の糸口が見つからず「あの日から時間が止まってしまった」と菅野さんは述べています。
統一教会の信仰故に、拉致監禁された疑いが濃厚のNさんですが、「事件性はない」として、警察は積極的に協力してくれないと同記事は伝えています。
連載記事は世界日報紙のホームページ上で、無料で閲覧することができます。
・「拉致監禁」の連鎖:消えた婚約者 失踪から45日、拉致監禁か 相思相愛の2人/世界日報
東京・武蔵野で拉致監禁反対集会とデモ行進が、8月1日(日)に行われました。当日午前に行われた集会には朝から200名以上が武蔵野公会堂に集まりました。司会者の開会宣言の後、安永來(アン・ヨンレ)教会長による主催者挨拶、来賓による激励、本部職員による拉致問題解決に向けた取り組みの経過報告がなされました。それに続き、メインスピーカーの「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表が壇上に上がり、拉致監禁の解決を力強く訴えました。
集会後のデモ行進は、約150名が参加しました。参加者は井の頭公園を出発し、情宣車を先頭に吉祥寺駅前や繁華街を通過しながら、統一教会信者に対する拉致監禁・強制脱会の解決を訴えました。初めてデモ行進に参加した人は、「デモに参加し、この問題の深刻さを感じた、今後も多くの人に拉致監禁の問題を伝えて行かなければならない」と感想を述べていました。
壇上でスピーチする後藤徹代表
JR吉祥寺駅前でアピール
プラカードを持って拉致監禁問題を訴える
武蔵野でのデモ行進参加者
周藤健講師の「真の家庭セミナー⑧祝福1、⑨祝福2」を
ユーチューブ公式チャンネル http://www.youtube.com/UCJAPANchにアップしました。
よりよい画質でご覧になりたい方は最寄りの教会へお越しください。