文亨進世界会長ご夫妻は1月18日、ソウルで宗教担当日刊紙や放送記者団を招いての新年記者懇談会を持ちました。
主要日刊紙の記者12人とSBS、YTNの放送記者たちが参加した中で行われたこの日の懇談会は、統一教会の2010年の主な活動と2011年の活動の方向性についての紹介や、記者からの統一教会全般についての質疑応答がありました。
記者たちの主な質問は、統一教会から見る対北朝鮮問題の解決策、統一教会の結婚式、自叙伝の普及状況、統一教会の名称を使用する方法、統一教会信徒の現状などについて、より多くの理解を求める内容でした。加えて、文亨進世界会長が仏教の勉強をしていることや、瞑想、120拝の敬拝の意味など、世界会長への質問も多数ありました。
特に、文鮮明師の『自叙伝』の出版記念会で、4人の女性が4大聖人の夫人として紹介されたことについて質問があると、世界会長は「カトリックの修道女たちは、イエス様との象徴的な結婚をして指輪もはめて、生涯を独身で過ごす」と説明しながら、「宗教的には誓約の意味があり宗教の世界ではおかしなことではない」と強調しました。「だから4人の女性は統一教会のすべての信徒を代表して、4大聖人たちに特別に仕え、交流をする方々として決めていただいた」と、その意義を説明しました。
また、「統一教会はこの王朝の時代でもないのに、文鮮明総裁が冠をかぶったり、建物の名前に『宮』をつけるなどしていて、社会的観念的からは理解し難い」という指摘もありました。これに対しては世界会長は、統一教会の神学では文鮮明総裁を再臨主と信じていると語りながら、「イエス様も、王の王、平和の王として来られ、赤ん坊のイエスキリストに冠をかぶせるなどしており、王の象徴は2000年のキリスト教の基本的伝統である」と説明しました。続いてキリスト教神学でも教会は信徒の集まりですが、イエス様が再び来られれば、その時は完全に次元の高いものに変わるとし、「文鮮明総裁はこの地に再臨主として来られた方だから、これらのキリスト教の伝統と、王の信仰的象徴に応じて表現したものです」と説明しました。
食事中には、文鮮明ご夫妻の健康の秘訣や運動法を質問するなど、終始和やかな雰囲気で記者懇談会は進行されました。
1月18,19日の2日間、伝道教育局の主催による「全国伝道教育担当者研修会」が浦安の一心特別教育院にて行われ、全国から担当者約80名が参加して、2010年の総括、2011年の取り組みを確認しました。また、成功事例として6教会の証しや質疑応答、ディスカッションの時間を持つなど、充実した有意義な研修となりました。
最初に、梶栗玄太郎会長の講話がありました。文亨進世界会長が最近語られた内容をを引用しながら、人類歴史の目的は真の父母であり神様の創造目的は真の父母であると強調されました。
次に、矢野治佳伝道教育局長より2010年の総括と2011年の方針が語られました。「神様の真の愛を相続しよう」というスローガンのもと、「母国の使命完遂」「100万み言訓読家庭教会の達成」「氏族的メシヤの勝利」などの責任を果たすための方向性が示されました。
続いて大嶋副本部長より「教会運営」「リーダーのスキルアップ」のための講座があり、指導者の姿勢やあり方の指導がありました。その後は全国各地での活動の中から代表的な証しの発表があり、質疑応答など活発な意見交換をする時間を持ちました。
≪参加者の感想≫
◆本当に中身の濃い研修会をしてくださり、心から感謝いたします。先駆けて勝利している教区、教会の証しを聞きましたが、文書などの間接的ではなく、直接聞くことで、「人」が全てだ、と実感しました。ともすれば、教会の大小や基盤のあるなしに話を持って行きがちだったのですが、全てに共通しているのは、「これで変われる」「これで幸せにできる」という確信でした。確信なく、方法論で伝道しようとしていたのが、なんと愚かなことかと今は思えます。
◆全国の証しや多くのみ言を頂き、今現在の教会で、すぐに展開していけるもの、また現状でははるかかなたにあるもの、そして、それに近づくための具体的な内容などを学ばせてもらいました。自叙伝書写からの直接伝道は今年一年で多くの人を復帰する形として作っていくようにすぐに取り組んでいきます。
◆今回、一番感動したのは原理教室を通して神様の心情を体恤するという証しでした。人や環境が問題ではなく、神様の心情を求めていく中で、神の導きがあると実感しました。第二は、梶栗会長の真の父母様を証すことが直接伝道であるということです。何をしてもその中心が真の父母様でなければ意味がありません。真の父母様を証ししながら母の国の責任を持てるよう頑張りたいと思います。
◆何といっても、勝利するためには、まずその推進者である私自身が確信を持ってやることがものをいう、ということです。細心な準備と取り組みをしなければなりませんが、父母様が感動される「志」をもつことである。小さな次元に留まらず、大志を持って取り組むことである。しかし、傲慢になってはならない。「サーバント・リーダーたれ」というご指導が心に残りました。
1月23日(日)の午後から浦安の一心特別教育院で、先輩家庭を囲む新春の集いが行われました。会場には、統一教会の草創期から歩んでこられた43家庭、430双、777家庭、国家メシヤ家庭など祝福家庭約300人が出席しました。
梶栗玄太郎会長は挨拶で、昨年末に文亨進世界会長が語られた「神様の創造目的は、真の父母である」との発言を引用されながら、「今年は真の父母を万民に堂々と宣言する」と力強く語られました。
続いて、特別功労賞の授与があり、南米・レダの開拓に長年、大きな貢献をされた四つの家庭が表彰されました。
次に、宋榮錫全国祝福家庭総連合会総会長が登壇され、「皆様のご苦労があったので、この日本がある」と、先輩家庭のこれまでの労をねぎらい、時折、ユーモアを交えながら長寿の秘訣について語られると、会場全体が大いに盛り上がりました。
2月5日に開催される「第一回統一教合唱大会」に日本代表で参加する東京・竹ノ塚教会の聖歌隊がオリジナル曲など数曲を披露した後、参加された全ての先輩家庭に、関係団体から寄せられたプレゼントが贈られました。
久し振りの再会をお互いに喜びながら、先輩家庭として、新たな決意をして出発する良き場になりました。今後も、定期的に先輩家庭の集いを開催していく予定です。
1月22日、「モンゴル分棒王」に任命された朴普熙先生をお迎えし、「日本・モンゴル家庭、モンゴル宣教師の特別集会」が東京・渋谷の統一教会本部礼拝堂で開かれ、約200人が参加しました。
今回の特別集会は、モンゴル教会の指導部が宣教本部の方針に従わない問題で、モンゴルに対する天の願いと心情を日本在住の日本・モンゴル家庭やモンゴル宣教師に直接伝える目的で開催。その中で、朴先生は「モンゴル救援世界連合会」の創設を発表、統一教会の世界的基盤を挙げてモンゴル救援活動を進めていく決意を表明しました。
午前11時に始まった集会では、司会の鴨野守広報局長の開会宣言の後、見川孝・モンゴル国家メシヤが代表祈祷。
引き続き、李基萬・世界宣教本部事務局長があいさつをし、「モンゴルの問題に一番心を痛めておられるのが、文鮮明師ご夫妻。モンゴル問題の解決なくして、統一教会が直面している問題を解決することはできない」と述べました。
次に、1970年代に韓国政府の「スパイ」の濡れ衣を着せられた朴先生が、米下院フレーザー委員会に召喚され、堂々と真実を訴えたシーンを取り上げた映像を上映。文師に絶対忠誠を尽くしてこられた朴先生の半生が紹介されました。
その後、朴先生が登壇し、昨年12月、モンゴル分棒王に就任直後にモンゴルを訪問した際の不幸な出来事について説明。「モンゴルの教会員たちは真実を知らされず、モンゴル教会の指導者の“捕虜”になっている。彼らは信仰の自由を奪われ、文師ご夫妻に侍る自由が奪われている」と強調しました。
そのうえで、「問題の核心は、文師ご夫妻を真の父母、メシヤと信じて絶対服従する者と、それを信じずに不服従する者との闘い。つまり、服従と不服従の闘いだ」と訴えました。
午後の部では、趙誠一・世界宣教本部宣教支援室長が「文先生は非常に元気で、今なお昼夜なく精力的に活動しておられる」と語り、一部の心ない噂を一蹴しました。
続いて、日本統一教会前会長の徳野英治・東北大陸会長が講話し、文亨進世界会長が「絶対的な価値があるのは真の父母様だけ。真の子女といえども、真の父母様と一つにならなければ消えていくだけだ」と話されたエピソードなどを紹介しました。
モンゴル宣教師と日本・モンゴル家庭の代表による決意表明に引き続き、朴先生が改めて登壇。事態の打開を図るため、「モンゴル救援世界連合会」を創設することを宣言し、「創設趣旨文」を読み上げ、参加者はその場で趣旨文に署名しました。
そのうえで、モンゴル宣教師代表が「声明文」を発表。「天地人真の父母様に対する絶対信仰、絶対愛、絶対服従の伝統を死守し、モンゴルで発生した天地人真の父母様に対する反逆行為を糾弾」すると宣言しました。
集会は、朴先生の祝祷の後、会場全体で「億万歳」して閉会しました。
1月22日、「モンゴル分棒王」に任命された朴普熙先生をお迎えし、「日本・モンゴル家庭、モンゴル宣教師の特別集会」が東京・渋谷の統一教会本部礼拝堂で開かれ、約200人が参加しました。
今回の特別集会は、モンゴル教会の指導部が宣教本部の方針に従わない問題で、モンゴルに対する天の願いと心情を日本在住の日本・モンゴル家庭やモンゴル宣教師に直接伝える目的で開催。その中で、朴先生は「モンゴル救援世界連合会」の創設を発表、統一教会の世界的基盤を挙げてモンゴル救援活動を進めていく決意を表明しました。
午前11時に始まった集会では、司会の鴨野守広報局長の開会宣言の後、見川孝・モンゴル国家メシヤが代表祈祷。
引き続き、李基萬・世界宣教本部事務局長があいさつをし、「モンゴルの問題に一番心を痛めておられるのが、文鮮明師ご夫妻。モンゴル問題の解決なくして、統一教会が直面している問題を解決することはできない」と述べました。
次に、1970年代に韓国政府の「スパイ」の濡れ衣を着せられた朴先生が、米下院フレーザー委員会に召喚され、堂々と真実を訴えたシーンを取り上げた映像を上映。文師に絶対忠誠を尽くしてこられた朴先生の半生が紹介されました。
その後、朴先生が登壇し、昨年12月、モンゴル分棒王に就任直後にモンゴルを訪問した際の不幸な出来事について説明。「モンゴルの教会員たちは真実を知らされず、モンゴル教会の指導者の“捕虜”になっている。彼らは信仰の自由を奪われ、文師ご夫妻に侍る自由が奪われている」と強調しました。
そのうえで、「問題の核心は、文師ご夫妻を真の父母、メシヤと信じて絶対服従する者と、それを信じずに不服従する者との闘い。つまり、服従と不服従の闘いだ」と訴えました。
午後の部では、趙誠一・世界宣教本部宣教支援室長が「文先生は非常に元気で、今なお昼夜なく精力的に活動しておられる」と語り、一部の心ない噂を一蹴しました。
続いて、日本統一教会前会長の徳野英治・東北大陸会長が講話し、文亨進世界会長が「絶対的な価値があるのは真の父母様だけ。真の子女といえども、真の父母様と一つにならなければ消えていくだけだ」と話されたエピソードなどを紹介しました。
モンゴル宣教師と日本・モンゴル家庭の代表による決意表明に引き続き、朴先生が改めて登壇。事態の打開を図るため、「モンゴル救援世界連合会」を創設することを宣言し、「創設趣旨文」を読み上げ、参加者はその場で趣旨文に署名しました。
そのうえで、モンゴル宣教師代表が「声明文」を発表。「天地人真の父母様に対する絶対信仰、絶対愛、絶対服従の伝統を死守し、モンゴルで発生した天地人真の父母様に対する反逆行為を糾弾」すると宣言しました。
集会は、朴先生の祝祷の後、会場全体で「億万歳」して閉会しました。
統一教会において草創期より歩まれ、2006年1月15日に亡くなられるまで教会の発展に多大な貢献をされた崔元福先生の追慕礼拝が1月19日(水)、教会本部の礼拝堂で行われ、先輩家庭をはじめ多くの教会員が参加しました。
崔元福先生は、韓国・梨花女子大学校で教鞭を執っていた当時に統一教会に入会。大学側から不当に罷免された後には、文鮮明先生と共に三次の世界巡回に通訳として同行されるなど常に文先生の側で教会発展のために尽力してこられました。
藤原秀敏総務局長の司会で始まった追慕礼拝は、はじめに崔先生の足跡をたどる映像が上映され、続いて祝福家庭の献花、司会者から崔先生の紹介がありました。
その後、周藤健副会長が70年代に米国で、文先生のマグロ釣りに同行する中で、「お祈りよりも侍ることが大切なんですよ」という崔先生から信仰姿勢の助言を受けたエピソードなどを証ししました。
追慕の辞では、宋榮錫総会長が「これから日本が母の国として、女王の国として前進していくためにも、崔先生に日本を守り導いて欲しい」と語り、祝祷されました。
最後に先輩家庭を代表して堀展賢氏の号令のもと、参加者全員の億万歳で追慕礼拝を締めくくりました。
1月1日、早稲田高田馬場聖所巡礼が実施され、200人余りが集いました。
三代の家族連れから現役大学生まで、さまざまな教会員が続々と高田馬場駅前のロータリー広場に集まり、午前11時11分11秒のカウントダウンに合わせて全員で億万歳を叫び、巡礼を開始しました。
始めに1965年10月8日に文鮮明師が早稲田の学生に語られたみ言が訓読されました。その後ロータリー広場を出発して、雄鶏舎跡、旧戸塚警察署跡、三橋家下宿跡、早稲田大学キャンパスの順で回りました。
歴史編纂部の井口康雄部長が各ポイントで立ち止まり、日本留学時代の文鮮明師が残された足跡、また隠された事情やご心情などについて解説しました。
最初のポイントである雄鶏舎跡は、日本で初めて統一教会としての礼拝が行われた場所です。ここでは、日本統一教会の初穂でありその当時の現場を知る唯一の生き証人でもある増田勝先生が証しをしました。
早稲田大学キャンパスでは、まず文鮮明師が学ばれた校舎の跡地脇まで行きました。そして、1965年に文鮮明師が早稲田を訪ねられたときに感謝と感動でお迎えしたと飯野貞夫さんが証しをしました。飯野貞夫さんはこの巡礼に親子孫の三世代で参加されました。
次に、早稲田大学キャンパス内の高田早苗像の前で全体写真を撮り、最後に巡礼の一行は大隈講堂に到着しました。そして、講堂前の階段に、文鮮明師の卒業写真のように、文鮮明師が立たれた位置を中心にして参加者全員が並んで写真を撮りました。その後、南北統一局の金源植局長が代表祈祷をし、全体で億万歳を叫んで3時間の巡礼を終えました。
早稲田高田馬場聖所巡礼は、当時高田馬場教会長だった宋幸哲氏の働きかけで、まず数人の有志の手により留学時代に関わるみ言を編集した訓読本が制作され、2000年10月2日の創立記念日をもって開始されました。これまでに500回以上実施し、参加者総数は15000人に及んでいます。この巡礼が、文鮮明師ご入国の条件になるようにとの願いを込めて、今日まで発展しながら継続されてきました。
クリスチャン向けの隔週刊誌『リバイバル・ジャパン』2011年1月1日号に、東京・荒川教会青年部の小林宗一郎さんのインタビュー記事が掲載されました。小林さんは、3度にわたって拉致監禁された被害者でもあります。
インタビューの中で、小林さんは1997年に群馬県のマンションに220日間監禁された3回目の被害のようすを詳しく説明。監禁現場で「信仰を奪われるかもしれない」という恐怖に襲われ、命がけの祈祷生活を続ける中で、「お前を愛している。私の願いをかなえてくれ」と願う神の声を聞いた体験などを話しています。
また小林さんは、荒川、足立両教会の青年部が、地域のイベントの手伝いなど「信仰を土台とした社会奉仕」を実践し、地元住民と積極的に交流していることを強調。そうした中で、町内会の関係者から「あなたたちは一度も私達に布教せず、町会のために良くしてくれた。だから信頼したんだ。あなたたちの教祖はいい人なんだろ」と称賛の言葉をかけられたエピソードを紹介しています。
今回のインタビューを行った同誌の谷口和一郎編集長は、同じ号に掲載のコラム「風致一筆」の中で小林さんらの活動に言及。「若手が少なくなった地域の町内会に入って行き、様々なボランティア活動を展開している。彼らはとても『献身的』なので、一定の評価を勝ち得ているようだ」と書いています。
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元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が、1月10日発行の著書『はじめての宗教論・左巻-ナショナリズムと神学』(NHK出版新書)の中で、統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗を強く非難しています。
佐藤氏は同書の中で、「一部のキリスト教徒が統一教会を目の敵にして、攻撃するのは間違っています。伝統的なキリスト教と統一教会の差異を正しく認識し、相互に信仰を尊重し合うことが重要です」と述べ、キリスト教は他の宗教・宗派に対してもっと寛容な態度をとるべきだと指摘。そのうえで、「特に統一教会の信者を無理矢理に連れ出して、改宗を求めるような行動は、断じて許されません」と語り、一部のキリスト教牧師が関与した統一教会信者に対する拉致監禁・強制改宗を強く批判しています。
佐藤氏は、著書『はじめての宗教論・右巻-見えない世界の逆襲』(2009年12月10日発行、NHK出版新書)の中で、警視庁公安部が09年6月、統一教会に対する本格的な強制捜索を行ったことに言及し、公安部の対応に疑問を投げかけていました。
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