「週刊文春」と出版元の文藝春秋社(東京・紀尾井町)に対する抗議行動が10月28日正午過ぎから同社周辺で行われ、約40人の統一教会員が参加しました。
今回で35回目となります。
参加者たちは、文藝春秋社と今回のねつ造記事を書いた石井謙一郎記者に対し、「まともな取材もせずに記事を書いた石井氏は、記者として失格だ」「週刊文春のいい加減な報道によって、多くの被害者が出ている」などと強く抗議し、記事の訂正と謝罪を求めました。
一方、昼食時で多くの通行人が行き交う同社周辺では、「『週刊文春』誤報・名誉棄損の数々」と題するビラが配布され、同誌の「売れればいい」式の報道姿勢によって、これまでも関係者の名誉を深く傷つける誤報事件が繰り返されてきたことを訴えました。
抗議行動は、今後も継続する予定です。
・これまでの「週刊文春」に対する抗議内容一覧
10月21日(金)午後2時から東京地方裁判所において、ストーカー規制法違反容疑で起訴された宇佐美隆氏(42)の第9回公判が行われました。
前回に引き続き、宇佐美氏に対する被告人質問として、弁護側から宇佐美氏への質問がなされました。
宇佐美氏が使用したGPS付き携帯電話の利用画面についての確認がなされた後、宇佐美氏がGPSを使用した目的は、あくまでも「(突然失踪した)婚約者の父親の車がどこに停まっているのかを確認するため」であり、「婚約者の意志確認が目的だった」と供述。
2009年12月に婚約者から宇佐美氏の実家に荷物が送られてきた件について、「(その荷物の中に)婚約者からの手紙が入っているとは思わなかった」と述べながら、2010年8月に宇佐美氏自身が荷物を開けるまで、女性から一方的に送られた婚約破棄を知らせる手紙にも目を通していなかったことを再度明らかにしました。
弁護側の質問の後、検察側、そして、裁判官からも幾つかの確認と質問があり、裁判官からの「婚約者を探したのは、愛情から出た行動とは言えないのか?」との質問に宇佐美氏は、「(婚約者を)心配する気持ちからです」と回答。
「愛情を満たすというより『拉致監禁』から(婚約者を)助けないといけない」と突然失踪した婚約者を単に恋愛感情で探していた訳ではないことを改めて強調しました。
次回は、検察側、弁護側双方の陳述と被告人、宇佐美氏の意見陳述となります。
次回期日は、11月8日(火)午後1時半から、今回同様531号法廷で行われます。
なお当日の傍聴は今回同様、抽選になる可能性がありますので、東京地方裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。
この事件の真相と教団の見解については、当サイトに掲載の『宇佐美隆さんの事件に関する見解』をご覧下さい。
・宇佐美隆さんの第8回公判
第20次派遣の支援ボランティアが、10月3日~11日までの活動を終えて無事に戻ってきました。 詳しくは、「統一教会平和奉仕ボランティア隊」のサイトより、参加者の感想、活動の様子をご覧いただけます。
現在、年末までの期間でボランティア活動に参加可能な青年教会員を募集しています。詳しくは以下のリンクより募集要項をご覧ください。
成和青年被災地支援ボランティア募集
医療奉仕を通じたみ旨の発展に生涯を捧げた上崎道子(こうざき・みちこ)先生(777双、セントルシア国家メシヤ)の昇華2周年となる10月15日、上崎先生の追慕集『一心奉仕』出版記念晩餐会が教会本部礼拝堂で開かれ、ご家族のほか、先輩家庭や一心病院関係者など上崎先生とゆかりのある多くの人々が集まりました。
上崎先生は「医療法人社団日心会・一心病院」の開設に尽力、そこで理事長・院長などを歴任しながら、医療の発展のため大きく貢献。上崎先生の昇華に際し、文鮮明先生は「天一国忠女天国入城」と揮毫されました。
晩餐会では、まず上崎先生の長女・円美さんがローソクに点火。代表報告祈祷に続き、上崎先生を偲ぶ映像が上映されました。
次に主催者を代表し、同医療法人の渡邊泰博理事長が「追慕集を通じて常に上崎先生の熱い思いを想起しながら、理想の医療・病院を求めてさらに前進していきたい」と挨拶。
続いて、梶栗玄太郎・日本統一教会会長が「追慕の辞」を述べ、海外医療奉仕や東洋・西洋医学の一体化、予防医学を押し進めた上崎先生の大きな業績を強調。「私たちも上崎先生のようにみ旨の道を一直線に進もう」と呼びかけました。
鴨野守広報局長による出版経緯報告の後、宋榮渉・全国祝福家庭総連合会総会長が祝辞を述べました。
宋総会長はその中で、「虎は皮を残し、人は自分の名前を残すという格言のごとく、上崎先生は素晴らしい業績を残された」と称賛。そのうえで、「真のお父様の自叙伝は、これから教会に入ってくる人々ための伝統教育の重要な教材となっている。お父様のみ言にもあるが、私たち自身もみ旨に従った生涯の記録を書き残しておくべきだ」と語りました。
第2部では、「思い出の言葉」として、上崎先生をよく知る2人の夫人が、公的生活を貫いた上崎先生の歩みを証言。
最後に、親族を代表して円美さんがあいさつし、「母は生涯を通して、明るく優しく逞しく、人の為に生きるということを貫き、一心奉仕の道を歩んだ人だった。この追慕集を通じ、少しでも皆様に勇気や喜びを与えることができれば、母もこれ以上の喜びはないと思う」と声を詰まらせながら語りました。
晩餐会は、全体で億万歳を唱和し、閉会しました。
『一心奉仕-上崎道子追慕集』のご注文は、以下まで。
アートヴィレッジ(受注センター):電話 078-882-9305
10月13日(木)午前10時から東京地方裁判所において、ストーカー規制法違反容疑で起訴された宇佐美隆氏(42)の第8回公判が行われました。
今回も宇佐美氏に対する被告人質問として、検察側から宇佐美氏への反対尋問が行われ、公訴事実に基づく様々な質問が検事からなされました。
宇佐美氏がGPSによる位置情報をもとに公訴事実の場所に向かったことに対して、「(婚約者がいる)場所を確認しに行っただけ」とその目的を説明しました。
2010年9月30日の公訴事実について、2年9ヵ月ぶりに婚約者の女性を目撃した宇佐美氏が「なぜ女性に話し掛けなかったのか?」という質問に対して、女性の「偽装脱会」を想定し、両親と一緒にいる以上、「話ができるタイミングではなかった」と供述。
同年10月13日の公訴事実について、これまでの証人尋問で女性が「ブロック塀から宇佐美氏が身を乗り出してこちらを見ていた」と主張したことに対して、宇佐美氏は「そのようなことはしていません。それは嘘です」と断言。当時の正確な位置関係などを説明しました。
検事からの「GPSをつけるという行為を悪いと思わなかったのか?」との質問に宇佐美氏は、「通常ではやらない。他の手段があれば良かったが、自分の嫁を探すのにどうしようもなかった」と率直な心情を吐露しました。
同年11月28日の公訴事実の中で、女性が乗っている自動車を宇佐美氏がそれと知らずにバイクで追い掛けたことに関して、「(脱会の)支援者に興味があった。誰が何をやっているのか。(「拉致監禁」で)困っている人(教会員)に教えてあげるためにも」と統一教会信徒に対して行われきた「拉致監禁事件」を何とかしたいという宇佐美氏の姿勢も伺わせました。
検察側からの反対尋問の最後、恋愛感情から女性を追い掛けたのではないのかという質問に宇佐美氏は、「今回はたまたま拉致監禁だったけれども、例えば“片割れ”が遭難したら捜すのは当たり前じゃないですか」とハッキリ答えました。
続いて弁護側からも宇佐美氏がGPSの位置情報をどのように確認していたかなど様々な質問がありましたが、法廷の時間制限もあり、被告人質問の続きは次回にまた持ち越されることになりました。
次回期日は、10月21日(金)午後2時から3時まで、今回同様531号法廷で行われます。
なお当日の傍聴は今回同様、抽選になる可能性がありますので、東京地方裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。
この事件の真相と教団の見解については、当サイトに掲載の『宇佐美隆さんの事件に関する見解』をご覧下さい。
・宇佐美隆さんの第7回公判
9月29日、韓国のケーブルTV・MBC NETで2度にわたって「172人の平和の行進」と題する番組が放映されました。
文鮮明師ご夫妻創設の天宙平和連合(UPF)主催行事に出席するため、米国聖職者会議(ACLC)所属の米国聖職者172人が訪韓。9月16日、韓国・清平で文師ご夫妻を中心とした重要な宗教儀式「神様の祖国と入籍出帆大会」に参加しました。その後、米国聖職者が韓国全国に赴き3日間、平和運動を展開した模様などを収録した約13分の映像です。
10月11日(火)、東京・霞が関にある東京地方裁判所で、「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表が、自身に対する拉致監禁・棄教強要に関与した親族や新津福音キリスト教会の松永堡智(やすとも)牧師、職業的改宗活動家の宮村峻(たかし)氏などを相手取って起こした民事裁判の第4回口頭弁論が開かれました。
今回から傍聴は抽選となり、42席の定員に対して71名が列を作りました。
法廷では、今回も双方からの準備書面や証拠書類などが提出された後、次回の日程が決められ、20分程度の短い時間で閉廷となりました。
原告側が提出した多数の陳述書に対して、被告側は過去の「拉致監禁事件」に対する反論を準備するなど水面下での攻防はまだ続きそうです。
第5回口頭弁論は、12月20日(火)の午前11時半から709号法廷で開かれます。
なお当日の傍聴は今回同様、抽選になる可能性がありますので、東京地方裁判所の裁判所傍聴券交付情報をご確認下さい。
・後藤徹氏の民事裁判、第3回口頭弁論
・後藤徹氏の民事裁判、第2回口頭弁論
・後藤徹氏拉致監禁事件の民事裁判はじまる
関連サイト
「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」
祝福家庭を紹介するページに、2世家庭による「利己的な自分を捨て家族の為に生きよう」を追加しました。
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10月3日(月)の午後1時から都内の会場において、日本統一教会創立52周年記念式典が開催されました。
会場にはおよそ1200名の教会員が詰め掛け、盛大な拍手の中を文國進・世界基督教統一神霊協会維持財団理事長ご夫妻と会長団が入場。藤原秀敏総務局長の司会で開会しました。
周藤健・日本統一教会副会長の代表報告祈祷の後、祝歌が2曲賛美され、続いて、「日本統一教会創立52周年 -改革と復興の2011年-」と題するビデオ上映。「持続的改善」をテーマにこの一年間の多岐にわたる活動がスクリーンに映し出されました。
主催者挨拶では、梶栗玄太郎・日本統一教会会長が「統一教会は長く迫害を受けてきましたが、迫害は終わらせなければなりません」と述べ、「文鮮明先生の日本入国問題、統一教会信徒への拉致監禁問題を解決し、この日本が人権を守る国家にならなければなりません」と訴えました。
表彰状授与では、教会の発展に多大なる貢献をした教会員が表彰され、30年以上になる公職者、「拉致監禁」から生還した教会員、三世代が共に暮らす模範家庭など会長より直接表彰状が一人ひとりに手渡されました。
中でも、90歳を超えてなお現役で伝道活動を続けておられる教会員が車椅子から立ち上って賞状を受け取る姿は、参加者の胸を打ちました。
続いて登壇した宋榮渉・全国祝福家庭総連合会総会長は、文亨進世界会長のメッセージを代読し、文國進理事長ご夫妻を紹介。
文國進理事長は、「この2年半の間、皆様と共に重荷を負うことが出来たことが私の栄光であります」と語られ、「日本統一教会は成長し始めました。教会員の数も増えています」と激励。「兄弟姉妹の皆様、神様と真の父母様(文鮮明師ご夫妻)と私は、皆様の貢献に心から感謝致します」と日本の教会員を労いました。
最後は全体で記念撮影をし、式典は閉会となりました。
9月30日午後、当法人広報局メンバーら5人は、文藝春秋社の週刊文春編集部を訪問し、伝聞などを元に当法人を批判した同9月8日号(9月1日発売)の記事について抗議を行い、訂正謝罪を要求しました。
9月3日付で、当法人は10項目にわたる週刊文春の記事の問題点を列記し、謝罪訂正を求めたところ、文春側からは同13日に、回答が届いたものの、一項目にのみ返答し、他の箇所については「貴法人の指摘こそ『事実誤認、もしくは意図的な事実の歪曲、隠ぺい』に基づく内容であり、項目別に回答する必要を認めません」という誠意の見られない対応であったため、同23日付で再抗議文を送付、具体的に記事の根拠を示すよう求め、それができないのであれば、言論機関として謝罪すべき、としました。
30日の面談においても、当法人は「事実に反する数多くの記載がある」と具体的に、記載の根拠や証拠を示すよう迫りました。
当方の申し入れに、「週刊文春」編集部統括次長、大松(おおまつ)芳男、記事を書いた石井謙一郎記者が応対。記事の謝罪要求に対しては、一貫して「取材に基づいており、問題ない」という姿勢を崩しませんでした。
「ならば、証拠や情報元を明らかにせよ」と質すと、「ここで答えることはできない、裁判になったらその時点で検討することになる」「いずれにしても10月3日に書面で回答します」という対応に終始。
石井記者は別れ際、「自分は10月いっぱいで文春を辞めます。今回の記事が原因で辞めるわけではない。今後はフリーです」と語りました。