天暦2月18日(陽暦3月29日)午前10時半から、東京・渋谷の教会本部礼拝堂で、末永喜久子(すえなが・きくこ)副会長の就任式が行われました。
末永副会長は1944年、中華民国山西省で日本人の父親と韓国人の母親との間に誕生。62年、韓国・ソウルの高校を卒業後、日本に帰国しました。68年、早稲田大学を卒業後、同年6月に統一教会に入会。70年、777双の祝福を受けました。それ以降、韓国・セゲイルボ駐日特派員、「柳寛順烈士精神宣揚会」副会長、「平和統一聯合」中央本部副会長などを歴任しています。
就任式では、周藤健副会長の代表報告祈祷の後、徳野英治会長が「女性が先頭を切って行く時代が到来しました。『母の国』の使命を果たすため、まずは女性が真のお母様(韓鶴子総裁)と一体化し、摂理を牽引してほしい」と激励しました。
続いて、末永副会長が挨拶し、「(日本入国が実現できず)真のお父様(文鮮明師)に親孝行できなかったことは、日本にとっては拭い切れない恨(ハン)となっていますが、幸いにもお父様と一つになっておられる真のお母様がいらっしゃいます。2020年までに天一国を実体化させ、親孝行する私たちとなっていきましょう」と呼び掛けました。
また、全国祝福家庭総連合会の宋龍天総会長が祝辞を述べ、「すでに環境は準備されています。私たちがみ言をしっかりと携えてみ旨に臨めば、伝道も勝利できるし、(韓半島の)南北統一も実現できます」と語りました。
宋総会長の祝祷の後、金源植・南北統一局長のリードで万歳三唱。最後に全体で記念撮影をして閉会となりました。
「祝福家庭」を紹介するページに、中国・香港の男性教会員と2012年3月の「祝福式」(国際合同祝福結婚式)に参加した二世の女性教会員(香港在住)の証「神様からの最高のプレゼント」をアップしました。
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3月18日(月)発売の月刊誌『サイゾー』4月号に、2月22日に韓国で挙行された「基元節」の式典に関する記事が紹介されています。
「亡き教祖の結婚式!? 統一教会が行う一大イベントに潜入!」と題したカラーグラビア見開き2ページで、入場される韓鶴子総裁の姿が大きく掲載されています。
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3月11日(月)、仙台市内の会場に東北各地から600名の教会員が集まり、宋龍天先生夫妻と徳野英治・日本統一教会会長夫妻を迎えて特別集会が行われました。
東日本大震災2周年となったこの日、開会に先立ち、2年前の震災の映像が映し出され、全体で追悼の祈りを捧げました。
徳野会長は挨拶で、東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を表した後、「昨年はお母様(韓鶴子総裁)が、仙台の地に被災者の慰労のために来たいという気持ちを持ちながらも来られることができませんでした」と伝え、「皆様、真の父母様(文鮮明師ご夫妻)の慰労の気持ちを受け取ってください」と激励。また、教会員が「基元節」の恩恵をかみしめることや伝道に励むよう呼びかけました。
続いて宋先生も「今、真の父母様は東北に(霊的に)来られています」と証し、「(これからの)7年路程の中心テーマは伝道です」と伝道の重要性を強調しました。
集会後、仙台教会で震災発生時刻の午後2時46分に徳野会長が全体を代表して祈祷。
その後、被災地の石巻市に移動した宋先生や徳野会長らは、地元の責任者や教会員と共に献花を捧げ、津波で犠牲になった教会員の遺族を慰労しながら、最後に宋先生が哀悼と「天一国」の創建を決意する祈りを捧げました。
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3月11日(月)、東京・霞が関の東京地方裁判所で、「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」の後藤徹代表が、自身に対する拉致監禁・棄教強要に関与した親族や新津福音キリスト教会の松永堡智(やすとも)牧師、職業的改宗活動家の宮村峻(たかし)氏などを相手取って起こした民事裁判の第13回口頭弁論、原告・後藤徹氏に対する本人尋問が行われました。
午前10時から午後5時まで行われる本人尋問を傍聴するため、52席の傍聴席に対して、約130名の傍聴希望者が列を作りました。
後藤徹氏に対する主尋問では、後藤氏を教会に導いた兄が突然失踪し、教会を脱会した経緯や、後藤氏が二度にわたって親族らに拉致監禁された体験が詳述されました。
一度目の監禁下で後藤氏が「偽装脱会」をしていた時、両親や兄によって「生活全般にわたって、(後藤氏を)視野から外さない」ような監視状態におかれたことや、二度目に拉致される場面では、車や人員、監禁用のマンションが事前に手配されるなど、後藤氏自身、「抵抗しても無駄だ」と思わされる程の用意周到な計画がなされていたことが明らかにされました。
後藤氏が監禁されたマンションに自らの自由意志で留まっていたという被告側の主張に対しては、「そんなことは絶対にあり得ません!」と断固否定し、監禁された最初の2年間は、「偽装脱会」で「(監禁という)犯罪的な行いをする彼ら(親族や脱会説得者ら)に調子を合わせなければならない“極度の緊張と苦しみ”」があったことなどを供述しました。
監禁中に脱会説得に訪れた宮村氏らの後藤氏に対する一方的な誹謗中傷、罵詈雑言には、「(一日の終わりに)本当に疲労困ぱいになり、明日も(このような脱会説得が)続くと思うと死にたい気持ちになった」と当時の苦渋をにじませ、「こんな地獄のような所に一秒たりとも居たいとは思わなかった」と憤りを露わにしました。
後藤氏は監禁下のマンションから脱出を試みて、家族から羽交い絞めにされ、体中がアザだらけになったほか、その時に骨折した右手薬指が現在も変形したままであったり、監禁下でインフルエンザになっても病院に行くことを許されなかった事実を訴えました。また、後藤氏が監禁に抗議して行った3回のハンガーストライキで、断食明けに兄嫁から、十分な食事を与えないという食事制裁を受けたことに対して、「体力的に最も辛い時期だった」と供述。生きるために台所の生ゴミを漁って、飢えをしのいだ体験なども語られました。
主尋問の最後に後藤氏は、「(拉致監禁によって)集団で誹謗中傷を受け、本当に苦痛を受けました。人間の尊厳を否定し尽くされ、人生の貴重な時間を奪われました。(拉致監禁に関与した親族や宮村氏らを)絶対に許すことは出来ません」と訴えました。
午後の反対尋問では、後藤氏が監禁現場に12年5か月も留まったのは、親族を伝道する「氏族メシヤ活動」だという被告側の主張に対して、「全く違います」と断言。被告側の主張は自分たちの拉致監禁を正当化するための「苦肉の策として無理矢理こじつけた」ものに過ぎないと反論しました。本件の核心である「拉致監禁」が行われたかどうかという争点に関しては、後藤氏の主張を覆すような尋問とはなりませんでした。
次回は、4月8日(月)午前10時から午後5時まで803号法廷で、原告側と被告側からそれぞれ1名づつ証人が出廷し、尋問が行われます。なお、次回法廷での傍聴は抽選になる予定ですので、詳しくは東京地裁の傍聴券交付情報をご確認ください(通常は、開廷時間20分前までに東京地裁玄関前の指定場所で抽選券が配布され、その場で抽選が行われます)。
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・後藤徹氏拉致監禁事件の民事裁判はじまる(2011年3月22日)
天暦1月8日(陽暦2月17日)午前11時から、韓国・京畿道加平郡の清心平和ワールドセンターで「2013 天地人真の父母天宙祝福式」(国際合同祝福結婚式)が行われ、世界60か国から約3500組が参加しました。
このたび、式典当日のダイジェスト映像(約7分)をアップしましたので、ご覧になってみて下さい。
なお、式典の様子は、海外の多数のメディアでも報道されています。
天暦4月17日(陽暦5月26日・日曜)に、群馬県片品村にある尾瀬霊園を中心会場として、「第31回 全日本聖和祝祭」が執り行われます。
なお、全国の教会におきましても、インターネット中継を通して、これまでに聖和された方々の祝祭が開催されることになっております。
尾瀬霊園での参加が難しい聖和者家族の皆様におかれましては、是非ともお近くの教会で祝祭に参加頂けますよう案内申し上げます。
記
主催:世界基督教統一神霊協会
日時:天暦4月17日(陽暦5月26日)午前11時~
場所:尾瀬霊園
連絡先・問い合わせ:03-3467-3181(代)
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・第30回全日本聖和祝祭を開催(2012年6月3日)
・統一教会における「聖和式」について
今日3月11日は東日本大震災発生から2周年の日となります。
この日に寄せて、徳野会長が以下のようなメッセージを発表いたしました。
東日本大震災発生2周年に寄せて
東北地方を中心とする日本各地に大きな被害と衝撃をもたらした「東日本大震災」から、今日で丸2年となります。震災発生から2年を迎えるにあたり、世界基督教統一神霊協会を代表して、謹んで哀悼の意を表します。
震災から2年が経ちましたが、いまだ32万人の方々が避難生活を余儀なくされており、住み慣れた故郷を離れた方々も多くおられます。また、外的な傷は回復したものの、精神的にはいまだ深い傷を背負いながら、それでも前向きに生きていこうと努力されている被災者の方々も多くいらっしゃることと思います。
私は震災当日モスクワにおりましたが、目を疑う驚きの光景をテレビのニュースで見ながら、大変大きな衝撃を受けたことを鮮明に憶えています。
当法人でも震災直後に統一教会平和奉仕ボランティア隊を結成し、現在に至るまで青年ボランティアの派遣や、義援金・物資の支援などを通じて被災地の復興に尽力してまいりました。現地で活動した青年たちの報告によると、震災直後に多く訪れていたボランティアは1年を過ぎたあたりから激減し始め、今では週末に若干のボランティアが訪れるだけになっており、人手不足の状況が続いているとのことです。
私たちは、決してこの記憶を風化させてはなりません。被災者の方々にとっては一生忘れることのできない記憶ですが、直接被害を体験していない私たちは、普段の生活の中で記憶が色あせてしまう危険性があります。しかしこの震災は、日本全体が受けた天災であり、被害者の方々は日本を代表して犠牲になられたのだという観点に立って、これからも被災者の方々をサポートし、被災地の復興に国を挙げて取り組んでいかなければなりません。そのような観点から、当法人としても引き続きボランティアを派遣して被災地を支援していく予定です。
また、この日に当たってもう一度教会員一同が心から悔い改めるとともに、より国に貢献し、世界のために生きる私たちとなることを決意する次第です。
最後に、犠牲となられた方々のご冥福と、ご遺族・被災者の方々のご多幸、そして被災地の一日も早い復興を、全国の教会員とともに心から祈念いたします。
平成25年3月11日
世界基督教統一神霊協会 会長
徳野 英治
3月5日(火)、当法人は「週刊ポスト」の発行元・小学館を相手取って起こした名誉棄損訴訟の一審判決を不服として控訴しました。
2月20日(水)に言い渡された判決で、当法人に対する名誉毀損は認められたものの、謝罪広告掲載の請求が棄却されたなど不服とする点があり、控訴に踏み切った次第です。
今後の裁判の日程については、分かり次第、当サイトでお知らせ致します。
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