米国ワシントンDC内のホテルで11月29日(現地時間)、「第2回鮮鶴平和賞」受賞者の発表式が行われ、イタリアの医師であるジーノ・ストラーダ博士(Dr. Gino Strada、68歳)とアフガニスタンの女性教育家であるサケナ・ヤクービ博士(Dr. Sakena Yacoobi、66歳)の二人の受賞が発表されました。
今回の授賞に際し、洪一植・鮮鶴平和賞委員会委員長は「アジェンダとして『難民危機』を提示する」と表明、「第二次世界大戦以降、最も多い難民の数に直面している今日、難民危機は、この時代におけるとても重要な平和問題として扱われなければならず、世界市民は、人類を一つに結んでくれる人間本来の価値を想起し、感動的な国際的連帯と協力でこの問題を解決しなければならない」と呼び掛けました。
ジーノ・ストラーダ博士は、「医療を受ける権利」は基本的、かつ譲ることのできない人類普遍の人権であるという信念のもと、25年にわたり深刻な紛争に見舞われている中東及びアフリカ地域において緊急医療救護活動を展開、700万人を超える人々の命を救ってきました。
サケナ・ヤクービ博士は、「少女たちを教育することは、未来世代を教育すること」であるという考えを持ち、女性教育が制限されていたアフガニスタンのタリバン政権下で、命を懸けて80余りの学校を運営。3000人の少女たちを教育するなど、女性たちの人権と、社会的地位を大きく向上させてきました。また、戦争で廃墟となった難民キャンプで教育による難民再定着の解決策などを提示しています。
鮮鶴平和賞は、家庭連合の創始者、故文鮮明師の平和思想と遺志を奨励し、普及することを目指し、文師夫人の韓鶴子総裁の提唱で創設されました。同授賞式は2017年2月3日にソウルで開催されることになっています。
勅使河原秀行講師による統一原理講座の第29講「復帰摂理時代と復帰摂理延長時代(前編)」を、YouTube家庭連合公式チャンネルにアップしました。
この講座は、初めて学ぶ方にも分かりやすく統一原理を解説しています。ぜひご覧ください。
11月23日、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長を迎えて、福井教区福井家庭教会の献堂式が盛大に挙行され、地元議員、有識者などの来賓も含め300人以上の人々が出席しました。
前日から降り続いた雨も上がり快晴のもと、献堂式では新教会のテープカットに続き、立看板の除幕式、聖別式が行われました。
記念礼拝では、野崎禎二教区長が献堂に至る経過を報告。食口の早朝聖地祈祷会を始めてから800日目が献堂式の日となったことなど、天の導きの中で献堂式が実現した経緯を紹介しました。
記念礼拝で宋総会長は、「天運が日本に到来したと真のお母様(韓鶴子総裁)が言われました。お母様は、時が来れば日本の教会を訪問するとおっしゃっています。ぜひ福井家庭教会が勝利してお迎えしましょう」と激励しました。
続く祝賀午餐会では、青年のコーラス、二世が制作した献堂式映像、アカペラのコーラスなどが披露され、フィナーレの「ムジョコン(無条件)」では、宋総会長と参加者が一体となって踊り、最高潮に盛り上がりました。
最後に宋総会長が、「唐津(トンネル現場)、ILC(国際指導者会議)に続いて、今日は福井の奇跡を見ました。この3つの奇跡をお母様に報告します」と祝福。献堂の喜びが新聖殿全体に溢れる一日でした。
ニュースレター「日本統一運動News Letter VISION2020」の第92号(11月30日号)を発行しました。
今回は、以下の内容を取り上げています。
1. 真の父母様が、佐賀・唐津のトンネル現場を初めてご視察
2. 宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長のメッセージ
3. 徳野英治会長のメッセージ
4. 世界に平和と繁栄をもたらす「日韓トンネル」
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本日、勅使河原秀行講師による統一原理講座の第28講「摂理的同時性の時代」を、YouTube家庭連合公式チャンネルにアップしました。
この講座は、初めて学ぶ方にも分かりやすく統一原理を解説しています。ぜひご覧ください。
韓鶴子総裁は11月14日午前、佐賀県唐津市の日韓トンネルの調査斜坑の現場を初めて視察され、同事業に取り組む関係者を温かく激励されました。1986年10月1日に調査斜坑の起工式が行われてからちょうど30年。関係者にとっては悲願の韓総裁のご訪問が実現しました。
国際ハイウェイ・日韓トンネル構想は、1981年11月10日、ノーベル賞受賞者をはじめとする各分野の研究者720人が参加した韓国・ソウルの第10回「科学の統一に関する国際会議」(ICUS)で、文鮮明師が提唱。それを受けて1982年春、国際ハイウェイ建設事業団が設立され、86年11月10日、唐津調査斜坑起工式が行われました。現在、600メートルまで掘削が進められています。
この日の式典は、徳野英治・国際ハイウェイ財団会長が司会を担当。トンネルプロジェクトの映像を視聴後、現状報告が行われました。
続いて、屋外の式典会場に移動し、大江益夫国際ハイウェイ財団理事長、李海玉・全国祝福家庭総連合会総会長夫人が韓総裁に花束を贈呈。韓総裁が、早期のトンネル実現を通じて、神様の理想が成就するよう祝祷を捧げられました。
日韓の代表によるテープカット、記念撮影に続いて、トンネル内の視察が行われました。
その後、敷地内にある平和公園で、韓総裁をはじめ、文善進・世界平和統一家庭連合世界会長ご夫妻、宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長らの手で、「ホルトノキ」が記念植樹。この樹木は常緑樹で、7~8月に白い花を咲かせ、寿命の長い木として知られています。最後に、韓国家庭連合の柳慶錫会長の億万歳で式を終了しました。
同式典には、韓国から文妍娥世界平和女性連合会長、韓国統一財団の崔允起理事長らが出席、日韓関係者あわせて200人が参加しました。